長崎労働局長による造船所の安全パトロール (全国安全週間)
長崎労働局(局長:倉永圭介)は長崎労働基準監督署(署長:井上和秀)と合同で、全国安全週間(本週間:7月1日から7月7日)を契機とした現場指導の一環として、株式会社大島造船所に対する安全パトロールを実施しました。
倉永局長はあいさつで、一人一人が労働災害防止に対する強い意識を持って着実な安全活動への取組と継続をお願いし、椎葉工場長より株式会社大島造船所の安全衛生の取り組みや令和6年の労災目標件数などについて説明を受け、安全パトロールを実施しました。 |
令和6年7月2日(火)
株式会社大島造船所(西海市大島町)で安全パトロールを行う倉永長崎労働局長
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熱中症の予防対策について説明を受ける局長 | |
(まとめ) | |
長崎労働局管内の令和5年の休業4日以上の労働災害は新型コロナウイルスり患によるものを除き1,590人と令和4年と比べると48人減少したものの、死亡者数は10人と令和4年より7人増加しました。また、令和6年は6月末現在において6人が死亡し、前年同時期(4人)を上回り憂慮すべき状況にあります。 事業場の皆様におかれましては、重篤な労働災害を減らし労働者一人一人が安全に働くことができる職場づくりのために、全国安全週間を契機として労働災害防止に取り組んでいただきますようお願いいたします。 (熱中症対策) (株)大島造船所では、熱中症予防の取り組みとして「尿の色で脱水症状チェック」をトイレや休憩所に掲示し、労働者への注意喚起を図っていました。 |
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