1.現状
■ 介護従事者の働き方の現状
(1) 介護従事者の労働条件
・賃金(※1)
(2) 介護従事者の採用・離職状況
・採用・離職状況(※1)
・勤続年数・離職率(※2)
・人材不足状況(※2)
(3) 介護従事者の就業意識
・介護従事者の就業意識(※1)
・就職・離職した理由(※2)
(4) 介護事業者の取り組みの現状
・介護事業所の経営課題と対応策(※1)
・介護事業所による人材確保の取り組みの状況(※1)
※1 介護労働実態調査(介護労働安定センター/平成28年度)
※2 厚生労働省社会・援護局資料(H29.3.2)
及び社会保障制度審議会介護給付費分科会資料(H29.8.23)
2.対策の方向性
■ 政府の介護人材確保対策の方向性
・介護人材確保対策(厚生労働省社会・援護局資料/H29.3.2)
・介護人材確保対策
(厚生労働省社会保障制度審議会介護給付費分科会資料/H29.8.23)
3.具体的な支援策
■ 介護従業員の「労働環境の改善」に対する支援策
介護従業員の人材確保を図り、働き方改革を進めるためには、その職場自体を、働きやすく働きがいのある「魅力ある職場」にしていくことが不可欠です。そのための労働環境の改善(雇用改善)に対して次のような支援策があります。
(1) 介護職場の雇用管理改善のためのノウハウ・ガイドブック
(2) 介護職場の雇用管理改善の好事例
・「こんなときDO(どう)する」 ~ 介護職場改善の好事例検索システム
(3) 介護職場の雇用管理に関する相談
介護労働安定センター(「介護労働者の雇用管理の改善等に関する法律」に基づく指定法人として厚生労働大臣から指定されている公益社団法人)においては、次のような雇用管理改善に関する相談(訪問・来所)について、介護事業者に対して無料で実施しています。お問い合わせは同センター宮城支部へ。
・介護労働サービスインストラクターによる相談援助・情報提供
(相談内容例)求人・求職、能力開発、労働条件、福利厚生、職場のコミュニケーション、介護サービスなど
・雇用管理コンサルタントによる専門相談
より専門的な内容については、介護労働安定センターから委嘱している雇用管理コンサルタント(社会保険労務士、中小企業診断士などの専門家)が専門的な相談に応じています。
(相談内容例)人事管理制度、賃金体系、就業規則等の諸規定、教育訓練、福利厚生などに関する専門的事項
・健康確保に関する専門相談
介護従事者の心身の健康確保に関する専門相談について、介護労働安定センターから委嘱しているヘルスカウンセラー(医師、看護師、臨床心理士等)が相談に応じています。
(4) 労働環境の改善のための助成金
各種労働関係助成金制度の中に、労働時間短縮、賃金引き上げ、生産性向上など、働き方改革を進める事業主のための助成金制度が設けられています。
介護労働者の職場定着の取り組みに助成
介護福祉機器の導入により職場定着を図った場合に助成
■ 介護従業員の「人材確保」「人材育成」に対する支援策
(1) ハローワークによる人材確保支援
・人材総合支援コーナー
ハローワークにおいては、「人材総合支援コーナー」等において、求職者に対する担当者制個別相談、職場見学会、就職セミナー、面接会などの開催等を通じて、介護事業所の人材確保を支援しています。
(2) 人材確保の好事例
人材確保を図るために効果的な各種のノウハウ・好事例を収集し整理した事例集です。
社会福祉施設においては、腰痛、転倒災害などの労働災害が発生しています。これを防止するためのガイドブック、腰痛防止のための福祉機器の活用ノウハウ、労災防止のための好事例などをお示ししています。
介護事業所のホームページを簡単に検索できます。