チャレンジアンダー2,000みえ特設ページ（第9回）
【第九回 9月号テーマ】
1 全国労働衛生週間準備期間
9月は全国労働衛生週間準備期間です！
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全国労働衛生週間は、今年で70回目を迎えます。労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高めるとともに、職場での自主的な活動を促進して労働者の健康を確保することなどを目的として、昭和25年から毎年実施しています。
さて、労働衛生分野では、過重労働等により労働者の命が失われることや健康障害、職場における労働者のメンタルヘルス不調、病気を抱えた労働者に対する治療と仕事の両立支援、化学物質による重篤な健康障害などが重要な課題となっています。
このような状況を踏まえて、改正労働安全衛生法に基づく、労働時間の状況の把握や長時間労働者に対する医師の面接指導等の実施の徹底、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援を社会的にサポートする仕組みの整備、ラベル表示・安全データシート（SDS）の交付・入手の徹底による取り組みを推進しています。
健康であることは、働く上での基本です。職場で一丸となり健康確保対策を進めることで、誰もが安心して健康に働ける職場の構築を目指し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生管理活動の一層の促進を図ることとしています。
各事業場におかれましては、「令和元年度全国労働衛生週間実施要綱」に基づき、積極的・効果的な取り組みをお願いいたします。
〇令和元年度全国労働衛生週間実施要綱 （←要綱へリンク）
〇令和元年度全国労働衛生週間に際する三重労働局長メッセージ （←メッセージへリンク）
2 腰痛防止対策
（1）現状
・全国で毎年4,000件以上の災害性腰痛が発生しています。
増減を繰り返していますが、近年は増加傾向を示しています。
・業務上疾病の内、毎年60％以上を災害性腰痛が占めています。
・災害性腰痛は、保健衛生業、商業・金融・広告業、製造業、運輸交通業で多数発生しています。
〇業務上疾病、災害性腰痛等の発生状況 （←業務上疾病、災害性腰痛等の発生状況へリンク）
〇業種別災害性腰痛の発生状況 （←業種別災害性腰痛の発生状況へリンク）
（2）対策のポイント
・作業による腰部負担を軽減するために、適宜小休止・休息を取る、他の作業と組み合わせる等により同一姿勢を長時間続けないようにしましょう。
・複数で作業するようにし、機器も活用しましょう。
・特定の労働者に腰部負担の大きい業務が集中しないように配慮しましょう。
・作業環境を整えましょう。
・パンフレット2で示された作業別の腰痛予防対策を講じましょう。
〇職場における腰痛予防対策指針（平成25年6月18日基発0618第1号別添）（←指針にリンク）
〇パンフレット1「職場での腰痛を予防しましょう！「腰痛予防対策指針」による予防のポイント」（←パンフレット1へリンク）
〇パンフレット2「介護・看護作業による腰痛を予防しましょう」 （←パンフレット2へリンク）
3 死亡災害の発生について
8月に2件の死亡災害が発生しました！！
災害の概要は下表のとおりです。（速報による）
4 墜落制止用器具に係る質疑応答集の改訂
今年2月1日から施行された墜落制止用器具につきまして、昨年11月に質疑応答集が作成されたところですが、墜落制止用器具の規格の告示等を踏まえ、今般、改訂が行われました。
質疑応答集につきまして、以下のリンク先の厚生労働省のHPに掲載しております。
〇「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212834.html
〇「安全帯の規格」を改正した新規格「墜落制止用器具の規格」を告示しました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03290.html
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 059-226-2107
