労働市場月報（令和4年10月）

・ 新規求人倍率（季節調整値）は、新規求職者数の減少（前月比4．5％減）に対し、新規求人数は増加（前月比0．1％増）したことから、前月を0．10ポイント上回る2．34倍となった。

・ 有効求人倍率（季節調整値）は、月間有効求職者数の減少（前月比1．8％減）に対し、月間有効求人数も減少（前月比2．7％減）したことから、前月を0．01ポイント下回る1．53倍となった。　

・ 新規求人数（原数値）は13,873で、前年同月比2．1％増加となった。
　産業別では、建設業（3．0％減）、製造業（3．6％増）、情報通信業（27．8％増）、運輸業・郵便業（11．8％減）、卸売・小売業（10．1％増）、飲食・宿泊業（12．6％減）、医療・福祉（3．6％増）、サービス業（3．1％減）となっている。
　製造業の内訳を見ると、食料品（8．9％増）、プラスチック製品（4．1％減）、金属製品（34．5％増）、はん用機械器具（14．9％増）、生産用機械器具製造業（29．5％減）、業務用機械器具製造業（4．2％減）、電気機械器具（20．6％減）、輸送用機械器具（39．1％増）となっている。　

・ 有効求人数（原数値）は40,323で、前年同月比13．0％増加となった。　

・ 新規求職者数（原数値）は5,554で、前年同月比7．1％減少となった。　

・ 新規求職者（常用：パートを除く）の態様別内訳（前年同月比）を見ると、在職者は9．9％減少し、離職者も7．2％減少（うち事業主都合が25．2％減、うち自己都合が1．0％減）となっている。　

・ 有効求職者数（原数値）は25,859で、前年同月比1．3％減少となった。　

・ 公共職業安定所の紹介による就職件数は1,601で、前年同月比8．0％減少となった。　

・ 受給資格決定件数は1,513で、前年同月比3．0％増加となった。　

・ 初回受給者数は1,187で、前年同月比9．3％増加となった。　

・ 雇用保険受給者実人員は5,782で、前年同月比2．1％減少となった。