平成２９年度の「労働災害撲滅・魅力ある職場づくり会議」を開催しました。

開催趣旨等は、労働局発表のとおり　→　開催発表文 

会議の冒頭、福島県内の労働情勢を説明する島浦労働局長

　会議には３９社１２１名が出席し、福島労働局長のあいさつ・労働情勢の説明後、労働局より①労働災害発生状況及び労働災害防止対策、②長時間労働の削減等に向けた国の取組について説明しました。

　③「労働災害防止と魅力ある職場づくりの取組事例発表」として、大成建設株式会社東北支店　高倉裕幸氏より、「（仮称）白河市市民会館建設事業建築工事における職長会奮戦報告」と題し、工事を施工した大成・金子組特定建設工事共同企業体の、作業所長を務めたときの取組みについて発表がありました。

　同作業所は、複雑な構造物のため作業手順が複雑であることに加え、技能労働者が不足といった等の問題に直面するも、高品質かつ予定通りに竣工し、無災害を達成するとともに、平成２９年度の福島労働局長奨励賞（安全確保対策）を受賞しました。

　これは、職長会を中核として、声掛けリーダ選任、「熱破冷（あっぱれ）突撃隊」による熱中症防止活動等の取組みを通じて作業員とのコミュニケーション活性化を図るよう取組んだ成果であり、この取組みはどの現場でも活用できる内容でした。

※　発表に際しての配布資料はこちらからどうぞ。

　（上・右）

　　取組事例発表を行う　

　　大成建設株式会社東北支店　高倉氏