長時間労働が疑われる事業場に対する令和6年度の監督指導結果を公表します

　福岡労働局は、このたび、令和6年度に長時間労働が疑われる事業場に対して管内の各労働基準監督署が実施した監督指導の結果を取りまとめましたので、監督指導事例等と共に公表します。
　この監督指導は、各種情報から時間外・休日労働時間数が1か月当たり80 時間を超えていると考えられる事業場や、長時間にわたる過重な労働による過労死等に係る労災請求が行われた事業場を対象としています。
　対象となった 1,253 事業場のうち、500 事業場（39.9％）で違法な時間外労働を確認したため、是正・改善に向けた指導を行いました。なお、このうち実際に1か月当たり 80 時間を超える時間外・休日労働が認められた事業場は、188 事業場（違法な時間外労 働があったもののうち 37.6％）でした。

【長時間労働が疑われる事業場に対する令和6年度の監督指導結果を公表します（PDF：1.21MB）】

　福岡労働局では、今後も長時間労働の是正に向けた取組を積極的に行うとともに、11 月は「過重労働解消キャンペーン」期間として重点的な監督指導を行っています。