秋田労働局では、大学生などを対象に、アルバイトを始める前に労働条件を確認するよう促すことなどを目的とした「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンを実施しています。キャンペーン期間は多くの新入学生がアルバイトを始める4月から夏休み前の7月までの4カ月間です。
学生がアルバイトをする際、事業主の労働基準法違反などにより、さまざまなトラブルに巻き込まれることがあります。秋田労働局では、学生アルバイトの労働条件確保のため、県内の事業主に対し関係法令の周知・啓発や監督指導に取り組んでいますが、トラブルの中には、学生が必要な知識を持っていれば簡単に避けられるものも少なくありません。また、労働法制に関する知識は学生の皆さんが就職するときにも役立ちます。
そこで、学生の皆さんがアルバイトをする前に知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。
まず、アルバイトを始める前に、労働条件を確認しましょう。後で「最初に聞いた話と実際の時給や働く時間などが違う」と困らないように、アルバイト先から働く条件を書いた書面を必ずもらって保存しておきましょう。バイト代は、毎月、決められた日に、全額支払いが原則です。アルバイトでも、残業したら残業手当があり、条件を満たせば、有給休暇を取ることもできます。また、アルバイトでも、仕事中のけがは労災保険が使えます。
これらの問題を含め、困ったときは、総合労働相談コーナーに相談してください。秋田労働局や県内各労働基準監督署の総合労働相談コーナーでは、「若者相談コーナー」を設置し、学生の皆さんからの相談に応じています。
秋田労働局総合労働相談コーナー電話番号は018-862-6684、フリーダイヤルでご相談したい場合は、「労働条件相談ほっとライン」0120-811-610(はい、ろうどう)までご連絡ください。
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