長崎労働基準監督署は社会福祉施設における労働災害防止対策会議を開催しました。
平成22年10月25日
長崎県内の労働災害の半数以上は、商業や保健衛生業といった第三次産業で発生しています。
長崎労働基準監督署(署長 村岡英夫)では災害の多い各事業について労働災害防止のための対策会議を開催していますが、今回は、社会福祉施設の担当者に集まっていただき、社会福祉施設で発生する労働災害やその対策等について検討していただきました。
社会福祉施設の災害で最も多いのは通路や階段での転倒と動作の反動・無理な動作(いわゆるぎっくり腰など)です。
監督署の職員から、長崎県内の労働災害の発生状況や社会福祉施設で多い災害などについて説明した後、参加者の皆さんにも腰痛を防止するための対策についてグループ討議を行っていただきました。
参加された皆さんからは、介助の機器の導入や腰痛を防止するための教育など、日頃とは違う視点や、気づきを得られ、有意義だったとの感想をいただきました。
※ 各地の労働基準監督署では、労働災害防止に限らず、働く人が安心・安全 に働くための検討会や説明会などを開催しています。
どうぞ、お気軽にご参加ください。