「新卒者就職応援本部」第1回会議を開催しました
10月27日(水)住友生命長崎ビル(長崎市万才町7-1)において、新規学校卒業者及び未就職卒業者に対し、地域の総力を挙げて就職支援を行う目的に、長崎労働局・ハローワーク、九州経済産業局、長崎県、学校、産業界及び労働界の委員で構成する「新卒者就職応援本部」の第1回会議を開催し、関係機関相互の認識を共有し、連携を図り、より効果的な就職支援を行うため、「新卒者就職支援宣言」を採択しました。
(会議の風景)
新卒者就職支援宣言
平成22年10月29日
新卒者就職支援宣言
長崎新卒者就職応援本部
平成20年秋のいわゆるリーマンショックから2年が経過し、県内の景気は持ち直しておりますが、雇用情勢は依然として厳しく、新規学校卒業予定者は厳しい就職活動を余儀なくされております。
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各関係機関が取り組む各種施策について
■【新卒者(既卒3年を含む)に対する就職支援】〈長崎労働局〉
- 「ジョブサポーター」による支援
増員したジョブサポーターが学校等へ出向き、就職支援、または、企業を訪問しての求人開拓を実施 - 新卒応援ハローワークの設置及び個別就職支援の強化
9月24日、ヤングハローワークの長崎学生等職業相談窓口に「長崎新卒応援ハローワーク」を設置(長崎市銅座町1-4 りそな長崎ビル5F)し、担当者制を実施し就職までの個別支援を強化
また、大学等の所在地と異なる地域で就職を希望する学生に対しては、(いわゆるU・Iターン希望者)全国ネットワークを活かして、就職希望地の求人情報等を提供 - 臨床心理士による心理的サポート
ハローワークが行う面接会や新卒応援ハローワーク(週2回)において心理的な問題を抱える新卒者等に臨床心理士がサポート - 就職面接会等の積極的開催
・高校生合同企業面談会 10月下旬県内3地区で実施 ・高校内地元企業説明会の実施 23年度から実施 ・大学等合同企業面談会 5月、8月、11月に県内各地区7回実施 - インターンシップ機会の提供
- 保護者への働きかけ支援
・学校と共同で未内定生徒を持つ保護者への啓発文書の発出 - 新卒者就職実現プロジェクトの推進
・3年以内既卒者トライアル雇用奨励金
・3年以内既卒者採用拡大奨励金の活用 - 「青少年雇用機会確保指針」の改正後の「卒業3年間は新卒扱い」の周知
〈長崎県〉
- 求人確保キャンペーンの実施
・6月に知事・労働局長による求人要請及び求人要請文の発送 - 高校の進路指導者と企業との名刺交換会の実施
・6月に実施 - 高校生の企業見学会の実施
・8月に応募前職場見学会を集中的に県内各地で実施するほか、年間を通じて実施 - 高校・大学等合同企業面談会の実施
・労働局と連携 - 保護者向けセミナーの実施
- 未就職卒業生緊急雇用促進奨励金を活用した就職促進
・7月から実施 - 未就職卒業生に対する体験就業の実施
・9月から実施
〈高校〉
- 進路指導教諭、就職指導専門員等による求人開拓、面接指導等の実施
- 未内定者(既卒者も含む)に対するハローワーク利用の促進
〈大学等〉
- 学校単独での企業面談会及び説明会の開催
- 企業情報、各種イベント等の情報提供
- キャリアカウンセラーによる就職相談、セミナー等の実施
- 新設応援ハローワーク等への誘導
〈九州経済産業局〉
- Web等を活用した中小企業とのマッチングの促進
・中小企業の求人開拓及びインターネット求人サイト等を活用した支援 - 中小企業団体等による半年間のインターンシップの提供(新卒者就職応援プロジェクト)
- 雇用意欲企業への魅力発見ツアーの実施
〈産業界・労働界〉
- 事業主・団体等へ国、県等の奨励金を活用した採用枠拡大の要請