仕事中の熱中症が多発! 7月、8月は熱中症要注意です。
令和元年6月25日付け 宮崎労働局報道発表資料)
仕事中の熱中症が多発!(平成30年は前年比3人減の106人)
7月、8月は熱中症要注意です。
~早め早めに水分・塩分補給を行いましょう!!~
宮崎県内においては、平成30年は県内の作業現場において106人が熱中症になり医療機関で治療を受けています。
県内では平成23年と平成28年には林業現場で死亡災害も発生しております。
気象庁の予報によれば、本年の6~8月は南九州において気温がほぼ平年並みと予想されていることから、熱中症による労働災害の多発が懸念されるところであり、宮崎労働局と県内各労働基準監督署におきましては、熱中症の発生件数が多くなる6月から8月まで、リーフレットの配布や「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」の周知、集団指導等あらゆる機会をとらえて、事業者に対して指導を行うこととします。
以下の資料(下線部)をクリックしていただくと詳細を確認することが出来ます。
(熱中症発生状況のポイント)
- 〇 宮崎県内における平成30年の熱中症による労働災害(休業災害及び不休災害)は106人で、前年
- よ りも3人減少している。
業種別では建設業が43人で最も多く、前年より10人増加し、次いで製造業が15人であった。建
設業、製造業、農林業で全体の6割強を占めている。
年齢別では40代で最も多く発生し、次いで20代、過去3年間を見ても20代と40代の発生率が多く
なっている。
作業場所別では、屋外が75%、屋内が22%の発生となっている。[資料1 ]
- 〇 宮崎県内における熱中症による労働災害のうち休業4日以上を要する災害は平成21年以降増加傾向
- にあったが、平成30年は減少に転じた。
建設業、製造業及び農林業で全体の59%が発生している。
発生時期は7月と8月に多発している。
年齢別では50代が全体の36%発生している。
平成23年と28年に林業で死亡災害も発生している。[資料2、3]
〇 全国では平成30年は多くの熱中症による労働災害が発生しており、休業4日以上の死傷者数は
1,178人、死亡者数は28人で前年と比較していずれも2倍以上に増加している。[資料4]
● 報道発表資料 「仕事中の熱中症が多発!」 [PDF:2,505KB]
● 【資料1】過去3年間の宮崎県内における職場での熱中症発生状況 [Excel:217KB]
(平成28年~平成30年の休業災害及び不休災害)
● 【資料2】宮崎県内における職場での熱中症による死傷災害の発生状況 [Word:239KB]
(平成21年~平成30年発生の休業4日以上の熱中症労働災害)
● 【資料3】宮崎県内における職場での熱中症による死傷災害事案の概要 [Word:126KB]
(平成21年~平成30年発生の休業4日以上の熱中症労働災害)
● 【資料4】職場における熱中症による死傷災害の発生状況(全国版) [Word:210KB]
● 【資料5】リーフレット「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」 [PDF:1458KB]
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 0985-38-8835