2009年度

職業安定部|職業紹介主要指標 2010年3月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 22年
3月
22年
2月
前月比
(差)
21年
3月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 8,441 6,920 22.0 7,761 8.8
2.月間有効求職者数 29,727 27,071 9.8 28,979 2.6
3.新規求人数 5,849 4,638 26.1 5,011 16.7
4.月間有効求人数 13,375 11,959 11.8 12,638 5.8
5.紹介件数 16,520 13,179 25.4 14,560 13.5
6.就職件数 3,017 2,141 40.9 2,536 19.0
7.充足数 2,890 2,040 41.7 2,408 20.0
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.42 0.40 0.02 0.41 0.01
原数値 0.45 0.44 0.01 0.44 0.01
9.就職率[6/1(%)] 35.7 30.9 4.8 32.7 3.0
10.充足率[7/3(%)] 49.4 44.0 5.4 48.1 1.3
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,874 2,239 28.4 2,483 15.7
12.月間有効求職者数 11,660 10,840 7.6 10,447 11.6
13.紹介件数 5,454 4,264 27.9 4,136 31.9
14.就職件数 873 629 38.8 713 22.4
15.就職率[14/11(%)] 30.4 28.1 2.3 28.7 1.7
雇用保険 16.適用事業所数 19,501 19,488 0.1 19,440 0.3
17.被保険者数 264,072 263,830 0.1 261,200 1.1
18.離職票提出件数 1,811 1,611 12.4 2,375 ▲ 23.7
19.受給資格決定件数 1,649 1,468 12.3 2,267 ▲ 27.3
20.受給者実人員(所定内) 7,459 7,629 ▲ 2.2 9,286 ▲ 19.7
21.総支給金額(千円) 1,008,234 892,054 13.0 1,088,702 ▲ 7.4

3月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成22年3月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.02ポイント上回り 0.42倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 7.1%増、前年同月比で 5.8%増(2か月ぶり)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 1.0%増、前年同月比で 2.6%増(16か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 16.7%増(2か月ぶり)、【新規求職】は同 8.8%増(4か月ぶり)となった。
 平成21年度平均の有効求人倍率は 0.39倍となり、前年度の 0.51倍を 0.12ポイント下回った。
 平成21年度平均の有効求職者は前年度に比べ 17.5%増加し、一方有効求人は 8.9%減少した。

 【新規求人数】は、一般 13.5%(438人)増、パート 22.6%(400人)増、全体で 16.7%(838人)増となった。
 産業別にみると、主な業種では、医療、福祉は10.7%(132人)増で11か月ぶりの増加となり、宿泊業、飲食サービス業は41.9%(147人)増、製造業は10.5%(57人)増でともに5か月連続、サービス業は81.8%(284人)増、卸売業、小売業は16.0%(128人)増、農林漁業は31.5%(45人)増でいずれも3か月連続の増加となった。一方、学術研究、専門、技術サービス業は39.0%(53人)減、教育、学習支援業は10.7%(132人)減でともに2か月ぶりの減少となった。

 【新規求職者数】は、一般 6.4%(370人)増、パート 15.9%(310人)増、全体で 8.8%(680人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は22.4%(371人)減で4か月連続の減少となった。一方、無業者は31.2%(186人)増で13か月連続の増、在職者は21.3%(270人)増、自己都合離職者は10.1%(210人)増でいずれも2か月連続の増加となった。また、常用求職者を職業別にみると、運輸・通信の職業は9.2%(25人)減で4か月連続の減少となったが、それ以外の職業では全て増加となった。事務的職業は16.3%(270人)増、販売の職業は7.6%(68人)増でそれぞれ2か月ぶりの増加となった。また、専門的・技術的職業は8.3%(108人)増で3か月連続、サービスの職業は18.1%(116人)増、農林漁業の職業は54.7%(47人)増でともに16か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、25歳~29歳は4.8%(45人)減、30歳~34歳は1.1%(9人)減でともに4か月連続の減少となったが、それ以外の区分では全て増加となった。20歳~24歳は8.3%(75人)増、40歳~44歳は8.3%(44人)増、55歳~59歳は11.2%(48人)増でそれぞれ4か月ぶりの増加、45歳~49歳は16.1%(71人)増で3か月ぶりの増加、60歳~64歳は 38.4%(117人)増で16か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 13.5%増の 16,520件となり、就職件数は 19.0%増の 3,017件となった。うち、パートの紹介件数は 14.1%増の 4,216件となり、就職件数は 16.7%増の 924件となった。就職率(対新規求職者)は、3.1ポイント上回って 35.7%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.42倍となり、対前月差では0.02ポイント上昇、前年同月差では0.01ポイント上昇し、36か月ぶりに前年同月を上回った。新規求職については、前年同月差8.8%増で4か月ぶりの増加となった。在職者、自己都合離職者、無業者が増加しており、労働移動の活発な年度末を迎え、在職中からの求職申し込み増や、年度替わりの新規求人に対する新規求職増がみられるところである。一方、新規求人は16.7%増で再び増加した。前年同月の反動増もあるが、製造業が5か月連続で増加し、医療、福祉が11か月ぶりに増加、建設業も増加に転じるなど、全体的に力強さには欠けるが求人増に業種の広がりがみられる。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2010年2月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 22年
2月
22年
1月
前月比
(差)
21年
2月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 6,920 7,454 ▲ 7.2 7,661 ▲ 9.7
2.月間有効求職者数 27,071 26,391 2.6 26,737 1.2
3.新規求人数 4,638 5,508 ▲ 15.8 5,071 ▲ 8.5
4.月間有効求人数 11,959 11,816 1.2 12,525 ▲ 4.5
5.紹介件数 13,179 12,663 4.1 12,619 4.4
6.就職件数 2,141 2,011 6.5 1,987 7.8
7.充足数 2,040 1,895 7.7 1,892 7.8
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.40 0.41 ▲ 0.01 0.42 ▲ 0.02
原数値 0.44 0.45 ▲ 0.01 0.47 ▲ 0.03
9.就職率[6/1(%)] 30.9 27.0 3.9 25.9 5.0
10.充足率[7/3(%)] 44.0 34.4 9.6 37.3 6.7
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,239 2,493 ▲ 10.2 2,413 ▲ 7.2
12.月間有効求職者数 10,840 10,913 ▲ 0.7 9,848 10.1
13.紹介件数 4,264 4,126 3.3 3,535 20.6
14.就職件数 629 648 ▲ 2.9 569 10.5
15.就職率[14/11(%)] 28.1 26.0 2.1 23.6 4.5
雇用保険 16.適用事業所数 19,488 19,441 0.2 19,437 0.3
17.被保険者数 263,830 263,710 0.0 261,703 0.8
18.離職票提出件数 1,611 1,866 ▲ 13.7 2,943 ▲ 45.3
19.受給資格決定件数 1,468 1,749 ▲ 16.1 2,704 ▲ 45.7
20.受給者実人員(所定内) 7,629 8,126 ▲ 6.1 8,195 ▲ 6.9
21.総支給金額(千円) 892,054 1,059,100 ▲ 15.8 854,141 4.4

2月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成22年2月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.01ポイント下回り 0.40倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 4.9%減、前年同月比で 4.5%減(2か月ぶり)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 1.4%減、前年同月比で 1.2%増(16か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 8.5%減(2か月ぶり)、【新規求職】は同 9.7%減(3か月連続)となった。

 【新規求人数】は、一般 11.9%(403人)減、パート 1.8%(30人)減、全体で 8.5%(433人)減となった。
 産業別にみると、主な業種では、製造業は28.7%(96人)増で4か月連続、農林漁業は19.4%(27人)増、卸売業、小売業は16.6%(111人)増、サービス業は25.7%(94人)増でそれぞれ2か月連続の増加、複合サービス事業は 208.3%(75人)増で2か月ぶりの増加となった。一方、医療、福祉は 13.5%(177人)減で10か月連続、情報通信業は83.8%(368人)減、運輸業、郵便業は37.8%(154人)減、生活関連サービス業、娯楽業は 45.6%(145人)減でいずれも3か月ぶりの減少となった。

 【新規求職者数】は、一般 11.3%(662人)減、パート 4.4%(79人)減、全体で 9.7%(741人)減となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は44.0%(909人)減で3か月連続の減少となった。一方、無業者は23.4%(102人)増で12か月連続の増、自己都合離職者は 4.7%(91人) 増、在職者は 2.9%(36人)増でいずれも3か月ぶりの増加となった。また、常用求職者を職業別にみると、生産工程・労務の職業は 20.9%(400人)減、運輸・通信の職業は 11.6%(28人)減でともに3か月連続の減少、販売の職業は8.3%(74人)減で2か月連続の減少となった。一方、農林漁業の職業は16.5%(15人)増、サービスの職業は2.3%(14人)増でそれぞれ15か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、60歳~64歳は 5.1%(15人)増で15か月連続、19歳以下は5.6%(9人)増、35歳~39歳は1.8%(12人)増でともに3か月ぶりの増加となった。一方、20歳~24歳は 12.6%(113人)減で4か月連続、25歳~29歳は 16.2%(156人)減、30歳~34歳は 21.7%(189人)減、40歳~44歳は 18.9%(111人)減、50歳~54歳は 13.3%(62人)減でいずれも3か月連続の減少となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 4.4%増の 13,179件となり、就職件数は 7.8%増の 2,141件となった。うち、パートの紹介件数は 5.8%増の3,254件となり、就職件数は24.9%増の707件となった。就職率(対新規求職者)は、5.0ポイント上回って 30.9%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.40倍となり、対前月差では0.01ポイント下降、前年同月差を35か月連続して下回るという状況が続いている。新規求職については、前年同月差で3か月連続の減少となった。特に事業主都合離職者は3か月連続の減少となり、減少幅も拡大している。要因としては、前年の増加からの反動減や、一昨年末以来の一連の企業整備がほぼ一巡し解雇等が減少していること、倒産件数も小康状態が続いていること等があげられる。一方、新規求人は8.5%減で先月の4か月ぶりの増加から再び減少に転じたところである。製造業が4か月連続で増加し、製造業の中の業種でも広がりをみせつつあるが、他の業種では大きく減少に転じるものも目立ち、有効求人倍率は低水準で推移しているところである。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2010年1月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 22年
1月
21年
12月
前月比
(差)
21年
1月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 7,454 4,951 50.6 7,938 ▲ 6.1
2.月間有効求職者数 26,391 25,823 2.2 24,523 7.6
3.新規求人数 5,508 3,976 38.5 4,876 13.0
4.月間有効求人数 11,816 10,760 9.8 11,761 0.5
5.紹介件数 12,663 8,992 40.8 12,218 3.6
6.就職件数 2,011 1,864 7.9 1,954 2.9
7.充足数 1,895 1,762 7.5 1,865 1.6
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.41 0.37 0.04 0.44 ▲ 0.03
原数値 0.45 0.42 0.03 0.48 ▲ 0.03
9.就職率[6/1(%)] 27.0 37.6 ▲ 10.6 24.6 2.4
10.充足率[7/3(%)] 34.4 44.3 ▲ 9.9 38.2 ▲ 3.8
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,493 1,728 44.3 2,633 ▲ 5.3
12.月間有効求職者数 10,913 10,892 0.2 9,294 17.4
13.紹介件数 4,126 3,158 30.7 3,534 16.8
14.就職件数 648 590 9.8 554 17.0
15.就職率[14/11(%)] 26.0 34.1 ▲ 8.1 21.0 5.0
雇用保険 16.適用事業所数 19,441 19,344 0.5 19,407 0.2
17.被保険者数 263,710 263,721 0.0 262,526 0.5
18.離職票提出件数 1,866 1,470 26.9 2,701 ▲ 30.9
19.受給資格決定件数 1,749 1,286 36.0 2,506 ▲ 30.2
20.受給者実人員(所定内) 8,126 8,315 ▲ 2.3 7,502 8.3
21.総支給金額(千円) 1,059,100 1,042,692 1.6 922,126 14.9

1月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成22年1月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.04ポイント上回り 0.41倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 7.5%増、前年同月比で 0.5%増(30か月ぶり)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 2.4%減、前年同月比で 7.6%増(15か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 13.0%増(4か月ぶり)、【新規求職】は同 6.1%減(2か月連続)となった。

 【新規求人数】は、一般 10.3%(339人)増、パート 18.6%(293人)増、全体で 13.0%増となった。
 産業別にみると、主な業種では、建設業は 10.2%(41人)増で15か月ぶりに増加に転じ、農林漁業は 107.1%(106人)増、卸売業、小売業は14.0%(109人)増、サービス業は 48.3%(190人)増でそれぞれ2か月ぶりに増加に転じた。また、製造業は 13.0%(56人)増で3か月連続、情報通信業は 73.3%(88人)増で2か月連続の増加となった。一方、医療、福祉は 1.6%(21人)減で9か月連続、教育、学習支援業は 27.2%(31人)減で3か月連続の減少となった。

 【新規求職者数】は、一般 9.6%(582人)減、パート 5.2%(98人)増、全体で 6.1%(484人)減となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 19.5%(350人)減、自己都合離職者は 9.8%(232人) 減、在職者は 3.2%(38人)減でいずれも2か月連続の減少となった。一方、無業者は 11.5%(50人)増で11か月連続の増となった。また、常用求職者を職業別にみると、販売の職業は 8.6%(82人)減で14か月ぶり、保安の職業は 20.0%(8人)減で4か月ぶりの減少となり、生産工程・労務の職業は2か月連続の減少となった。一方、事務的職業は 4.6%(78人)増で2か月ぶりの増加、農林漁業の職業は 8.2%(8人)増、サービスの職業は 1.6%(10人)増でそれぞれ14か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、60歳~64歳は 11.0%(32人)増で14か月連続の増加となったが、それ以外は全ての区分で減少となった。20歳~24歳は 16.0%(144人)減で3か月連続、25歳~29歳は 9.5%(95人)減、30歳~34歳は 11.1%(95人)減、50歳~54歳は 17.1%(85人)減、55歳~59歳は 11.1%(52人)減でいずれも2か月連続の減少となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 3.6%増の 12,663件となり、就職件数は 2.9%増の 2,011件となった。うち、パートの紹介件数は 8.1%増の 3,141件となり、就職件数は 19.5%増の 669件となった。就職率(対新規求職者)は、2.4ポイント上回って 27.0%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が 0.41倍となり、対前月差では 0.04ポイント上昇し、昨年の6月以来7か月ぶりに0.4倍台を回復したが、前年同月差では依然34か月連続低下という状況が続いている。(平成21年12月以前の季節調整値は新季節指数により改訂されている。平成21年12月の有効求人倍率は改定前0.38倍、改定後0.37倍である。)新規求職については、前年同月差で2か月連続の減少となった。無業者を除いては、事業主都合離職者、自己都合離職者、在職者のいずれも2か月連続して減少している。一方、新規求人は 13.0%増で4か月ぶりの増加となった。このことも影響し、月間有効求人数は 0.5%と、30か月ぶりに増加に転じたところである。新規求人で建設業が15か月ぶりに増加に転じたり、製造業の中の電子部品・デバイス製造業や、派遣業が含まれるサービス業、農林漁業等での増加は前年の減少からの反動増の要素もあり、本格的な増加に繋がるかについてはなお慎重にみていく必要がある。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年12月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年12月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
12月
21年
11月
前月比
(差)
20年
12月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 4,951 5,736 ▲ 13.7 5,267 ▲ 6.0
2.月間有効求職者数 25,823 28,508 ▲ 9.4 22,618 14.2
3.新規求人数 3,976 4,278 ▲ 7.1 4,167 ▲ 4.6
4.月間有効求人数 10,760 11,503 ▲ 6.5 11,727 ▲ 8.2
5.紹介件数 8,992 11,053 ▲ 18.6 8,644 4.0
6.就職件数 1,864 2,313 ▲ 19.4 1,802 3.4
7.充足数 1,762 2,177 ▲ 19.1 1,701 3.6
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.38 0.37 0.01 0.47 ▲ 0.09
原数値 0.42 0.40 0.02 0.52 ▲ 0.10
9.就職率[6/1(%)] 37.6 40.3 ▲ 2.7 34.2 3.4
10.充足率[7/3(%)] 44.3 50.9 ▲ 6.6 40.8 3.5
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 1,728 2,033 ▲ 15.0 1,640 5.4
12.月間有効求職者数 10,892 11,871 ▲ 8.2 8,804 23.7
13.紹介件数 3,158 3,786 ▲ 16.6 2,591 21.9
14.就職件数 590 749 ▲ 21.2 573 3.0
15.就職率[14/11(%)] 34.1 36.8 ▲ 2.7 34.9 ▲ 0.8
雇用保険 16.適用事業所数 19,344 19,336 0.0 19,380 ▲ 0.2
17.被保険者数 263,721 263,376 0.1 263,657 0.0
18.離職票提出件数 1,470 1,798 ▲ 18.2 1,830 ▲ 19.7
19.受給資格決定件数 1,286 1,542 ▲ 16.6 1,724 ▲ 25.4
20.受給者実人員(所定内) 8,315 8,896 ▲ 6.5 7,244 14.8
21.総支給金額(千円) 1,042,692 1,099,609 ▲ 5.2 805,617 29.4

12月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年12月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を0.01ポイント上回って0.38倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で2.7%増、前年同月比で8.2%減(29か月連続)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で変わらず、前年同月比で14.2%増(14か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で4.6%減(3か月連続)、【新規求職】は同6.0%減(14か月ぶり)となった。
 平成21年平均の有効求人倍率は0.39倍となり、前年の0.56倍を0.17ポイント下回った。
 平成21年平均の有効求職者は前年に比べ21.6%増加し、一方、有効求人は13.9%減少した。

 【新規求人数】は、一般2.3%(64人)減、パート9.2%(127人)減、全体で4.6%減となった。
 産業別にみると、主な業種では、製造業は29.7%(104人)増、宿泊業、飲食サービス業は48.5%(96人)増でともに2か月連続の増加となり、運輸業、郵便業は17.1%(42人)増で2か月ぶりに増加に転じた。一方、卸売業、小売業は24.0%(161人)減で2か月ぶり、農林漁業は12.1%(17人)減で6か月ぶり、公務・その他は4.7%(5人)減で7か月ぶりに減少に転じ、医療、福祉は11.5%(126人)減で8か月連続、建設業は18.0%(64人)減で14か月連続の減少となった。

 【新規求職者数】は、一般10.1%(417人)減、パート8.8%(101人)増、全体で6.0%(316人)減となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は8.3%(102人)減で14か月ぶり、自己都合離職者は13.3%(211人)減で6か月ぶり、在職者は15.5%(136人)減で5か月ぶりにいずれも減少に転じた。無業者は4.7%(13人)増で10か月連続の増となった。また、常用求職者を職業別にみると、生産工程・労務の職業は13.6%(186人)減で2か月ぶり、専門的・技術的職業は14.6%(115人)減、事務的職業は2.3%(27人)減でいずれも7か月ぶりの減少となった。一方、サービスの職業は11.8%(47人)増、販売の職業は6.7%(39人)増、農林漁業の職業は6.6%(4人)増でそれぞれ13か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、多くの区分で減少に転じた。25歳~29歳は23.0%(169人)減、40歳~44歳は4.8%(20人)減でぞれぞれ14か月ぶり、30歳~34歳は19.7%(121人)減、50歳~54歳は10.9%(37人)減でともに7か月ぶりの減少に転じ、20歳~24歳は18.0%(105人)減で2か月連続の減少となった。一方、60歳~64歳は14.3%(27人)増で13か月連続、45歳~49歳は 2.9%(9人)増で2か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 4.0%増の 8,992件となり、就職件数は3.4%増の1,864件となった。うち、パートの紹介件数は18.1%増の2,199件となり、就職件数は10.6%増の564件となった。就職率(対新規求職者)は、3.4ポイント上回って37.6%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.38倍となり、対前月差では2か月ぶりに0.01ポイント上昇したが、前年同月差では33か月連続低下という状況が続いている。新規求職については、前年同月差で14か月ぶりの減少となった。無業者を除いては、事業主都合離職者、自己都合離職者、在職者のいずれも増から減に転じている。一方、新規求人は同4.6%の減少で3か月連続となった。昨年の年間を通した新規求人は、一般求人が前年比11.7%減少したのに対し、パート求人は3.2%の減少に止まっており、雇用コストの効率化を一層進める企業姿勢や、パート比率の高い第3次産業の求人の減少幅が製造業等に比べ小幅であったこと等が窺える。また、年間を通したパートの新規求職も増加しており、一般求人の不足や世帯主の失業による家計の圧迫をカバーしようとする動きも大きな要因となっている。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年11月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年11月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
11月
21年
10月
前月比
(差)
20年
11月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 5,736 7,156 ▲ 19.8 5,073 13.1
2.月間有効求職者数 28,508 30,432 ▲ 6.3 23,647 20.6
3.新規求人数 4,278 5,231 ▲ 18.2 4,656 ▲ 8.1
4.月間有効求人数 11,503 12,141 ▲ 5.3 12,270 ▲ 6.3
5.紹介件数 11,053 13,839 ▲ 20.1 9,014 22.6
6.就職件数 2,313 2,459 ▲ 5.9 1,857 24.6
7.充足数 2,177 2,320 ▲ 6.2 1,739 25.2
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.37 0.39 ▲ 0.02 0.47 ▲ 0.10
原数値 0.40 0.40 0.00 0.52 ▲ 0.12
9.就職率[6/1(%)] 40.3 34.4 5.9 36.6 3.7
10.充足率[7/3(%)] 50.9 44.4 6.5 37.3 13.6
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,033 2,493 ▲ 18.5 1,682 20.9
12.月間有効求職者数 11,871 12,584 ▲ 5.7 9,286 27.8
13.紹介件数 3,786 4,503 ▲ 15.9 2,888 31.1
14.就職件数 749 743 0.8 581 28.9
15.就職率[14/11(%)] 36.8 29.8 7.0 34.5 2.3
雇用保険 16.適用事業所数 19,336 19,332 0.0 19,365 ▲ 0.1
17.被保険者数 263,376 262,809 0.2 263,805 ▲ 0.2
18.離職票提出件数 1,798 2,154 ▲ 16.5 1,649 9.0
19.受給資格決定件数 1,542 1,972 ▲ 21.8 1,458 5.8
20.受給者実人員(所定内) 8,896 9,677 ▲ 8.1 7,083 25.6
21.総支給金額(千円) 1,099,609 1,247,250 ▲ 11.8 794,460 38.4

11月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年11月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.02ポイント下回って 0.37倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 3.6%減、前年同月比で 6.3%減(28か月連続)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 1.3%増、前年同月比で 19.9%増(13か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 8.1%減(2か月連続)、【新規求職】は同 13.1%増(13か月連続)となった。

 【新規求人数】は、一般 13.1%(420人)減、パート 2.9%(42人)増、全体で 8.1%減となった。
 産業別にみると、主な業種では、製造業は 8.8%(39人)増、宿泊業、飲食サービス業は 21.5%(48人)増でともに5か月ぶりに増加に転じ、農林漁業は 59.3%(83人)増で5か月連続、公務・その他は 71.7%(27人)増で6か月連続の増加となった。一方、運輸業、郵便業は 29.3%(110人)減、生活関連サービス業、娯楽業は 54.1%(216人)減でともに3か月ぶりに減少に転じ、情報通信業は 51.4%(95人)減で2か月連続、建設業は 6.9%(23人)減で13か月連続減少となった。

 【新規求職者数】は、一般 10.0%(386人)増、パート 22.6%(277人)増、全体で 13.1%(663人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 20.0%(198人)増で13か月連続の増、自己都合離職者は 7.8%(127人) 増で5か月連続、在職者は 7.5%(57人)増で4か月連続の増加となった。また、常用求職者を職業別にみると、全ての職業区分で増加となった。生産工程・労務の職業は 7.5%(100人)増で増加に転じ、専門的・技術的職業は 27.4%(180人)増、事務的職業は 6.6% (72人)増でいずれも6か月連続、また、サービスの職業は 30.3%(122人)増、販売の職業は 13.0%(80人)増、農林漁業の職業は 51.0%(26人)増でそれぞれ12か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、20歳~24歳は 0.2%(1人)減で12か月ぶりの減少となったが、それ以外では全ての年齢区分で増加となった。45歳~49歳は 17.6%(56人)増で増加に転じ、50歳~54歳は 15.9%(50人)増、55歳~59歳は 12.1%(39人)増でそれぞれ6か月連続、35歳~39歳は 22.1%(95人)増、60歳~64歳は 41.2%(77人)増でともに12か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 22.6%増の 11,053件となり、就職件数は 24.6%増の 2,313件となった。うち、パートの紹介件数は 42.8%増の 2,951件となり、就職件数は 54.0%増の 764件となった。就職率(対新規求職者)は、3.7ポイント上回って 40.3%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が 0.37倍となり、対前月差では 0.02ポイント下降となった。0.37倍は、遡ること昭和61年6月以来23年5か月ぶりとなり、また、対前年同月差では32か月連続低下という状況が続いている。新規求職については、事業主都合離職者や自己都合離職者の増加から、対前年同月比で6か月連続の2桁増となった。また、職業紹介面では、紹介件数が 11,053件で前年同月比 22.6%の伸びとなっており、 就職件数は 2,313件で同24.6%の増となっている。紹介、就職件数ともに高い伸びとなっており、求職者の熱心な求職活動が覗える。一方、新規求人は同8.1%の減少で2か月連続となった。最近の新規求人は、公務、その他の産業求人の増加にもみられるとおり、緊急雇用創出事業等の効果から減少幅が縮小傾向にあったが、ここにきて同求人提出にも一服感があり、再び減少幅も拡大に転じたところである。「宮崎県の景気は、一部で持ち直しの動きが進んでいるものの、引き続き厳しい状況にある(日本銀行宮崎事務所)」ともあり、デフレや円高等長期化すれば、企業心理が冷え込み、新規求人に影響を与えることも懸念される。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年10月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年10月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
10月
21年
9月
前月比
(差)
20年
10月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 7,156 7,354 ▲ 2.7 6,504 10.0
2.月間有効求職者数 30,432 30,815 ▲ 1.2 25,259 20.5
3.新規求人数 5,231 4,985 4.9 5,268 ▲ 0.7
4.月間有効求人数 12,141 11,948 1.6 13,216 ▲ 8.1
5.紹介件数 13,839 14,293 ▲ 3.2 11,788 17.4
6.就職件数 2,459 2,519 ▲ 2.4 2,451 0.3
7.充足数 2,320 2,421 ▲ 4.2 2,301 0.8
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.39 0.38 0.01 0.51 ▲ 0.12
原数値 0.40 0.39 0.01 0.52 ▲ 0.12
9.就職率[6/1(%)] 34.4 34.3 0.1 37.7 ▲ 3.3
10.充足率[7/3(%)] 44.4 48.6 ▲ 4.2 43.7 0.7
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,493 2,494 0.0 2,246 11.0
12.月間有効求職者数 12,584 12,735 ▲ 1.2 10,003 25.8
13.紹介件数 4,503 4,712 ▲ 4.4 3,851 16.9
14.就職件数 743 765 ▲ 2.9 771 ▲ 3.6
15.就職率[14/11(%)] 29.8 30.7 ▲ 0.9 34.3 ▲ 4.5
雇用保険 16.適用事業所数 19,332 19,312 0.1 19,349 ▲ 0.1
17.被保険者数 262,809 262,581 0.1 263,233 ▲ 0.2
18.離職票提出件数 2,154 1,971 9.3 2,093 2.9
19.受給資格決定件数 1,972 1,763 11.9 1,984 ▲ 0.6
20.受給者実人員(所定内) 9,677 10,272 ▲ 5.8 7,720 25.3
21.総支給金額(千円) 1,247,250 1,338,228 ▲ 6.8 928,831 34.3

10月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年10月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.01ポイント上回って 0.39倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 0.4%増、前年同月比で 7.3%減(27か月連続)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 1.5%減、前年同月比で 21.7%増(12か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 0.7%減(増から減へ)、【新規求職】は同 10.0%増(12か月連続)となった。

 【新規求人数】は、一般 1.4%(50人)増、パート 5.0%(87人)減、全体で 0.7%減となった。
 産業別にみると、主な業種では、サービス業は 26.3%(121人)増で3か月連続、農林漁業は 88.3%(106人)増で4か月連続、公務・その他は 151.5%(103人)増で5か月連続増等となった。一方、減少は製造業が 19.4%(143人)減、宿泊業、飲食サービス業が 16.2%(70人)減でともに4か月連続、建設業は 19.0%(102人)減で12か月連続となった。

 【新規求職者数】は、一般 10.3%(493人)増、パート 9.3%(159人)増、全体で 10.0%(652人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 29.5%(335人)増で12か月連続の増、無業者は 11.3%(40人) 増で8か月連続、自己都合離職者は 2.2%(48人)増で4か月連続となった。また、常用求職者を職業別にみると、生産工程・労務の職業は 2.0%(33人)減で5か月ぶり、管理的職業は56.0%(14人)減で7か月ぶりに減少に転じたが、それ以外の職業は増加となった。専門的・技術的職業は 9.6%(85人)増、事務的職業は 13.5% (195人)増でいずれも5か月連続、また、サービスの職業は 32.4%(167人)増、販売の職業は 4.9%(39人)増、農林漁業の職業は 42.7%(32人)増でそれぞれ11か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、45歳~49歳は 8.2%(38人)減で11か月ぶりの減少となったが、それ以外では全ての年齢区分で増加となった。30歳~34歳は 19.0%(118人)増、55歳~59歳は 13.3%(54人)増、65歳以上は 31.0%(22人)増でそれぞれ5か月連続、60歳~64歳は 32.8%(87人)増で11か月連続、40歳~44歳は 22.4%(94人)増で12か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 17.4%増の 13,839件となり、就職件数は 0.3%増の 2,459件となった。うち、パートの紹介件数は 23.6%増の 3,424件となり、就職件数は 5.0%増の 800件となった。就職率(対新規求職者)は、3.3ポイント下回って 34.4%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.39倍となり、対前月差では4か月ぶりに0.01ポイント上昇したが、対前年同月差では31か月連続低下という状況が続いている。新規求職については、事業主都合離職者や無業者の増加から、対前年同月比で5か月連続の2桁増となった。一方、新規求人は(同) 0.7%の微減となったが、9月の増と合わせ、減少幅の縮小がうかがえる。これは、 緊急雇用・ふるさと雇用基金事業関連の新規求人増に加え、7月より各ハローワークに新たに配置された求人開拓推進員による求人開拓の成果も徐々にではあるが出始めたためと思われる。職業紹介面では、紹介件数が 13,839件で前年同月比 17.4%の伸びとなっており、 就職件数は(同)0.3%の増となっている。求人企業は雇用コストの一層の低減を図るとともに、より幅広い業務に対応できる人材を求める傾向が強く、買い手市場であることから、多数の応募者の紹介を受けた中から選抜しようとする企業が増加していることが紹介件数を押し上げている。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年9月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年9月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
9月
21年
8月
前月比
(差)
20年
9月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 7,354 6,461 13.8 6,585 11.7
2.月間有効求職者数 30,815 30,902 ▲ 0.3 25,058 23.0
3.新規求人数 4,985 4,593 8.5 4,933 1.1
4.月間有効求人数 11,948 11,247 6.2 13,378 ▲ 10.7
5.紹介件数 14,293 12,951 10.4 11,815 21.0
6.就職件数 2,519 2,168 16.2 2,288 10.1
7.充足数 2,421 2,101 15.2 2,140 13.1
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.38 0.39 ▲ 0.01 0.53 ▲ 0.15
原数値 0.39 0.36 0.03 0.53 ▲ 0.14
9.就職率[6/1(%)] 34.3 33.6 0.7 34.7 ▲ 0.4
10.充足率[7/3(%)] 48.6 45.7 2.9 43.4 5.2
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,494 2,233 11.7 2,173 14.8
12.月間有効求職者数 12,735 12,765 ▲ 0.2 10,087 26.3
13.紹介件数 4,712 4,210 11.9 3,737 26.1
14.就職件数 765 638 19.9 725 5.5
15.就職率[14/11(%)] 30.7 28.6 2.1 33.4 ▲ 2.7
雇用保険 16.適用事業所数 19,312 19,433 ▲ 0.6 19,343 ▲ 0.2
17.被保険者数 262,581 261,906 0.3 263,050 ▲ 0.2
18.離職票提出件数 1,971 1,964 0.4 1,969 0.1
19.受給資格決定件数 1,763 1,710 3.1 1,810 ▲ 2.6
20.受給者実人員(所定内) 10,272 10,796 ▲ 4.9 8,127 26.4
21.総支給金額(千円) 1,338,228 1,342,743 ▲ 0.3 969,374 38.1

9月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年9月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.01ポイント下回って 0.38倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 0.8%減、前年同月比で 10.8%減(26か月連続)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 0.1%増、前年同月比で 24.3%増(11か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 1.1%増(3か月ぶり)、【新規求職】は同 11.7%増(11か月連続)となった。

 【新規求人数】は、一般 5.7%(189人)減、パート 14.9%(241人)増、全体で 1.1%増となった。
 産業別にみると、主な業種では、農林漁業は 24.5%(36人)増で3か月連続、公務・その他は 311.4%(137人)増で4か月連続となり、またそれ以外の業種でも増加に転じるものも目立ったが、増加の幅は限られた。一方、減少は製造業が 13.1%(86人)減で3か月連続、建設業は 26.6%(98人)減で11か月連続となった。

 【新規求職者数】は、一般 10.5%(506人)増、パート 15.0%(263人)増、全体で 11.7%(769人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 32.4%(348人)増で11か月連続の増、無業者は 19.1%(66人) 増で7か月連続、在職求職者は5.0%(47人)増で2か月連続となった。また、常用求職者を職業別にみると、保安の職業は 23.3%(7人)減で減少に転じたが、それ以外の職業では全て増加となった。専門的・技術的職業は 22.9%(200人)増、生産工程・労務の職業は 4.7% (75人)増で、いずれも4か月連続、また、サービスの職業は 37.1%(178人)増、販売の職業は 13.2%(106人)増、農林漁業の職業は 42.7%(32人)増でそれぞれ10か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、3か月連続で全ての年齢区分で増加となった。19歳以下は 14.9%(22人)増で3か月連続、55歳~59歳は 12.0%(49人)増で4か月連続、35歳~39歳は 10.8%(64人)増、45歳~49歳は 10.9%(42人)増、60歳~64歳は 24.2%(62人)増でそれぞれ10か月連続、40歳~44歳は 26.2%(111人)増で11か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 21.0%増の 14,293件となり、就職件数は 10.1%増の 2,519件となった。うち、パートの紹介件数は 26.4%増の 3,719件となり、就職件数は 19.3%増の 772件となった。就職率(対新規求職者)は、0.4ポイント下回って 34.3%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.38倍となり、対前月差では0.01ポイント下降、対前年同月比でみると30か月連続下回り依然低下傾向が続いている。新規求職については、事業主都合離職者や無業者の増加から、4か月連続で2桁増となった。新規求人は、3か月ぶりに増加に転じたが、1.1%増の微増に止まっている。
県内の求人の動向については、産業別にみると農林漁業や公務・その他等、一部改善傾向もみられる。また、その他にも増加に転じる産業もあったが増加の幅は限られ、求人数枠の大きい製造業や建設業等については、依然経済状況を注視しながら様子をみている感もあり、全般的な回復傾向とまでは至っていない。県内景気も「一部に下げ止まりの動きがみられるものの、引き続き厳しい状況にある」ところであり、今後も本県経済の動き、求人の動向等を更に注視する必要がある。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年8月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年8月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
8月
21年
7月
前月比
(差)
20年
8月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 6,461 7,175 ▲ 10.0 5,699 13.4
2.月間有効求職者数 30,902 32,151 ▲ 3.9 24,799 24.6
3.新規求人数 4,593 4,986 ▲ 7.9 5,347 ▲ 14.1
4.月間有効求人数 11,247 11,341 ▲ 0.8 13,002 ▲ 13.5
5.紹介件数 12,951 14,532 ▲ 10.9 9,530 35.9
6.就職件数 2,168 2,518 ▲ 13.9 1,943 11.6
7.充足数 2,101 2,408 ▲ 12.7 1,813 15.9
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.39 0.40 ▲ 0.01 0.55 ▲ 0.16
原数値 0.36 0.35 0.01 0.52 ▲ 0.16
9.就職率[6/1(%)] 33.6 35.1 ▲ 1.5 34.1 ▲ 0.5
10.充足率[7/3(%)] 45.7 48.3 ▲ 2.6 33.9 11.8
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,233 2,528 ▲ 11.7 1,998 11.8
12.月間有効求職者数 12,765 13,125 ▲ 2.7 10,202 25.1
13.紹介件数 4,210 4,585 ▲ 8.2 3,201 31.5
14.就職件数 638 759 ▲ 15.9 562 13.5
15.就職率[14/11(%)] 28.6 30.0 ▲ 1.4 28.1 0.5
雇用保険 16.適用事業所数 19,433 19,424 0.0 19,460 ▲ 0.1
17.被保険者数 261,906 262,439 ▲ 0.2 263,057 ▲ 0.4
18.離職票提出件数 1,964 2,361 ▲ 16.8 1,852 6.0
19.受給資格決定件数 1,710 2,143 ▲ 20.2 1,674 2.2
20.受給者実人員(所定内) 10,796 11,311 ▲ 4.6 8,104 33.2
21.総支給金額(千円) 1,342,743 1,474,559 ▲ 8.9 878,328 52.9

8月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年8月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.01ポイント下回って 0.39倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 3.1%減、前年同月比で 13.3%減(25か月連続)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 0.1%増、前年同月比で 24.6%増(10か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 14.1%減(2か月連続)、【新規求職】は同 13.4%増(10か月連続)となった。

 【新規求人数】は、一般 12.2%(422人)減、パート 17.7%(332人)減、全体で 14.1%減となった。
 産業別にみると、主なところでは、農林漁業は 80.7%(71人)増、複合サービス事業は 425.8%(132人)増でそれぞれ2か月連続、公務・その他は 132.5%(53人)増で3か月連続となったが、それ以外の業種では減少が目立った。主だったところでは、卸売業、小売業は 21.0%(187人)減で減少に転じ、製造業は 7.0%(38人)減、生活関連サービス業、娯楽業は 54.8%(242人)減でそれぞれ2か月連続、建設業は 22.8%(84人)減で10か月連続となった。

 【新規求職者数】は、一般 12.5%(539人)増、パート 16.2%(223人)増、全体で 13.4%(762人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 38.1%(386人)増で10か月連続の増、自己都合離職者は 5.4%(103人) 増で2か月連続となり、在職求職者は3.4%(30人)増で再び増加に転じた。また、常用求職者を職業別にみると、運輸・通信の職業は 19.6%(54人)減で3か月連続の減少となったが、それ以外の職業では総じて増加が目立った。専門的・技術的職業は 14.0%(115人)増、生産工程・労務の職業は 24.3% (324人)増で、いずれも3か月連続、また、サービスの職業は 9.0%(43人)増、販売の職業は 7.4%(53人)増、農林漁業の職業は 91.7%(55人)増でそれぞれ9か月連続の増加となった。

 “パートを除く常用求職者”を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、先月に引き続き全ての年齢区分で増加となった。30歳~34歳は 9.3%(54人)増で3か月連続、35歳~39歳は 20.3%(96人)増、60歳~64歳は 21.6%(54人)増でそれぞれ9か月連続、25歳~29歳は 14.8%(100人)増、40歳~44歳は 30.2%(118人)増で10か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 35.9%増の 12,951件となり、就職件数は 11.6%増の 2,168件となった。うち、パートの紹介件数は 45.3%増の 3,123件となり、就職件数は 11.5%増の 640件となった。就職率(対新規求職者)は、0.5ポイント下回って 33.6%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.39倍となり、対前月差では0.01ポイント下降、対前年同月比でみると29か月連続下回り依然低下傾向が続いている。新規求職については、事業主都合離職者や自己都合離職者の増加から、3か月連続で2桁増となった。また、先々月に増加に転じ、先月は1桁の減少にとどまった新規求人は、再び2桁の減少となった。
県内の求人意欲の動向については、産業別にみると農林漁業や公務・その他等、一部改善傾向もみられるが、製造業や建設業等、依然経済状況を注視しながら様子をみている感があり、全般的な回復傾向とまでは至っていない。県内景気も「一部に下げ止まりの動きがみられるものの、引き続き厳しい状況にある」ところであり、今後も本県経済の動き、求人の動向等を一層注視する必要がある。 

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年7月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年7月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
7 月
21年
6月
前月比
(差)
20年
7月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 7,175 7,479 ▲ 4.1 6,257 14.7
2.月間有効求職者数 32,151 32,414 ▲ 0.8 25,771 24.8
3.新規求人数 4,986 5,068 ▲ 1.6 5,274 ▲ 5.5
4.月間有効求人数 11,341 11,316 0.2 12,890 ▲ 12.0
5.紹介件数 14,532 14,956 ▲ 2.8 11,180 30.0
6.就職件数 2,518 2,534 ▲ 0.6 2,068 21.8
7.充足数 2,408 2,415 ▲ 0.3 1,974 22.0
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.40 0.41 ▲ 0.01 0.57 ▲ 0.17
原数値 0.35 0.35 0.00 0.50 ▲ 0.15
9.就職率[6/1(%)] 35.1 33.9 1.2 33.1 2.0
10.充足率[7/3(%)] 48.3 47.7 0.6 37.4 10.9
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,528 2,788 ▲ 9.3 2,283 10.7
12.月間有効求職者数 13,125 13,061 0.5 10,584 24.0
13.紹介件数 4,585 4,529 1.2 3,638 26.0
14.就職件数 759 716 6.0 619 22.6
15.就職率[14/11(%)] 30.0 25.7 4.3 27.1 2.9
雇用保険 16.適用事業所数 19,424 19,421 0.0 19,457 ▲ 0.2
17.被保険者数 262,439 262,567 0.0 263,446 ▲ 0.4
18.離職票提出件数 2,361 2,470 ▲ 4.4 2,123 11.2
19.受給資格決定件数 2,143 2,339 ▲ 8.4 2,012 6.5
20.受給者実人員(所定内) 11,311 11,671 ▲ 3.1 8,359 35.3
21.総支給金額(千円) 1,474,559 1,501,990 ▲ 1.8 1,020,053 44.6

7月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年7月の【有効求人倍率】(季節調整値)は、前月を 0.01ポイント下回って 0.40倍となった。

 【有効求人】は、(季節調整値)前月比で 1.0%減、前年同月比で 12.1%減(24か月連続)、
 【有効求職】は、(季節調整値)前月比で 0.7%増、前年同月比で 25.1%増(9か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 5.5%減で再び減少に転じ、【新規求職】は同 14.7%増(9か月連続)となった。

<下記の記述は原数値(対比は前年同月比)>
【新規求人数】は、一般 13.2%(480人)減、パート 11.8%(192人)増、全体で 5.5%減となった。
 産業別にみると、主なところでは、農、林、漁業は 241.4%(169人)増、卸売業、小売業は 16.4%(111人)増、生活関連サービス業、娯楽業は 32.9%(54人)増で、それぞれ先月の減少から増加に転じた。一方減少では、製造業は 37.0%(328人)減、情報通信業は 50.8%(94人)減でそれぞれ減少に転じ、建設業は 18.0%(68人)減で9か月連続の減少となった。

 【新規求職者数】は、一般 15.7%(744人)増、パート 11.5%(174人)増、全体で 14.7%(918人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 53.4%(623人)増で9か月連続の増となった。自己都合離職者は 3.8%(78人) 増で増加に転じ、在職求職者は0.7%(7人)減で再び減少に転じた。また、常用求職者を職業別にみると、保安の職業は 11.8%(4人)減で減少に転じ、運輸・通信の職業は 0.8%(2人)減で2か月連続の減少となったが、それ以外の職業では総じて増加が目立った。専門的・技術的職業は15.5%(138人)増、生産工程・労務の職業は 30.7% (461人)増で、いずれも2か月連続、また、サービスの職業は37.5%(172人)増、販売の職業は5.6%(45人)増、農林漁業の職業は63.6%(42人)増でいずれも8か月連続の増加となった。

 同範囲の者を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、全ての年齢区分で増加となった。20歳~24歳は 17.5%(108人)増、35歳~39歳は 25.3%(125人)増、45歳~49歳は 16.1%(67人)増、60歳~64歳は32.3%(80人)増でそれぞれ8か月連続、25歳~29歳は 20.4%(149人)増、40歳~44歳は 21.3%(88人)増で9か月連続の増加となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 30.0%増の 14,532件となり、就職件数は 21.8%増の 2,518件となった。うち、パートの紹介件数は 37.2%増の 3,516件となり、就職件数は32.6%増の 764件となった。就職率(対新規求職者)は、2.0ポイント上回って 35.1%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.40倍となり、対前月差では0.01ポイント下降、対前年同月比でみると28か月連続下回り依然低下傾向が続いている。新規求職については、事業主都合離職者、自己都合離職者の増加から、2か月連続で2桁増となった。また、先月増加に転じた新規求人は、再び減少に転じたが、1桁のマイナスにとどまったところである。
県内の求人意欲の動向については、未だ事業拡大の局面はなく、現状の従業員数で適当な状態であるとしている事業所が多いため、求人意欲が高いとはいえない。過剰もなく不足もないという声もあり、雇用調整が一段落したことにより求人意欲が下げ止まり、横ばいに至った感触もあるが、求人意欲の回復には今後の更なる経済状況の好転が不可欠と思われる。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年6月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年6月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
6月
21年
5月
前月比
(差)
20年
6月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 7,479 7,167 4.4 6,477 15.5
2.月間有効求職者数 32,414 32,043 1.2 25,830 25.5
3.新規求人数 5,068 4,189 21.0 4,699 7.9
4.月間有効求人数 11,316 10,896 3.9 12,745 ▲ 11.2
5.紹介件数 14,956 13,551 10.4 10,975 36.3
6.就職件数 2,534 2,287 10.8 2,058 23.1
7.充足数 2,415 2,183 10.6 1,934 24.9
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.41 0.38 0.03 0.57 ▲ 0.16
原数値 0.35 0.34 0.01 0.49 ▲ 0.14
9.就職率[6/1(%)] 33.9 31.9 2.0 31.8 2.1
10.充足率[7/3(%)] 47.7 52.1 ▲ 4.4 41.2 6.5
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,788 2,498 11.6 2,433 14.6
12.月間有効求職者数 13,061 12,556 4.0 10,513 24.2
13.紹介件数 4,529 3,965 14.2 3,584 26.4
14.就職件数 716 602 18.9 618 15.9
15.就職率[14/11(%)] 25.7 24.1 1.6 25.4 0.3
雇用保険 16.適用事業所数 19,421 19,426 0.0 19,460 ▲ 0.2
17.被保険者数 262,567 262,241 0.1 263,792 ▲ 0.5
18.離職票提出件数 2,470 2,719 ▲ 9.2 2,128 16.1
19.受給資格決定件数 2,339 2,544 ▲ 8.1 1,960 19.3
20.受給者実人員(所定内) 11,671 10,338 12.9 7,666 52.2
21.総支給金額(千円) 1,501,990 1,178,088 27.5 855,686 75.5

6月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年6月の【有効求人倍率】は、前月を0.03ポイント上回って0.41倍となった。

 【有効求人】は、前月比で6.5%増、前年同月比で12.0%減(23か月連続)、
 【有効求職】は、前月比で±0.0%で変わらず、前年同月比で24.5%増(8か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で5.7%増(21か月ぶりの増加)、【新規求職】は同11.9%増(8か月連続)となった。〈以上:季節調整値〉

<上記の数値は季節調整値、下記の記述は原数値(対比は前年同月比)>
 【新規求人数】は、一般5.8%(187人)増、パート12.4%(182人)増、全体で7.9%増となった。
  産業別にみると、農、林、漁業は7.2%(7人)減で7か月ぶりに減少に転じ、建設業は24.7%(79人)減で8か月連続となったが、それ以外の業種では増加に転じるものが目立った。主だったところでは、製造業は2.1%(16人)増で、12ヶ月ぶり、運輸業、郵便業は22.2%(65人)増で4か月ぶり、宿泊業、飲食サービス業は46.0%(151人)増で3か月ぶりに増加に転じ、また、公務・その他は129.9%(87人)増、サービス業15.0%(70人)増で先月の減少から増加に転じた。

 【新規求職者数】は、一般14.5%(701人)増、パート18.4%(301人)増、全体で15.5%(1,002人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は43.8%(546人)増で8か月連続の増となった。自己都合離職者は2.4%(52人)減で2か月連続、在職求職者は17.4%(150人)増で再び増加に転じた。また、常用求職者を職業別にみると、運輸・通信の職業は 14.0%(40人)減で4か月ぶりの減少となったが、それ以外の職業では総じて増加が目立った。事務的職業は12.2%(171人)増、生産工程・労務の職業は15.9%(278人)増で、いずれも増加に転じ、また、サービスの職業は28.9%(146人)増、販売の職業は16.6%(125人)増、農林漁業の職業は1.3%(1人)増でいずれも7か月連続となった。
  同範囲の者を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、19歳以下は4.6%(7人)減で2か月連続の減少となったが、それ以外は増加となった。55歳~59歳は30.4%(145人)増で再び増加に転じ、20歳~24歳は17.6%(112人)増、60歳~64歳は18.6%(54人)増でそれぞれ7か月連続、25歳~29歳は8.1%(61人)増、40歳~44歳は33.7%(132人)増で8か月連続となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が36.3%増の14,956件となり、就職件数は23.1%増の2,534件となった。うち、パートの紹介件数は41.5%増の3,736件となり、就職件数は36.6%増の851件となった。就職率(対新規求職者)は、2.1ポイント上回って33.9%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.41倍となり、対前月比では0.03ポイント上昇とはなったが、対前年同月比でみると27か月連続下回り依然低下傾向が続いている。新規求職については、事業主都合離職者、在職求職者の増加から、再び(対前年同月比)2桁増となったところである。そのような中、新規求人を業種別でみると、建設業は(同)8か月連続、卸売業、小売業は6か月連続で減少となったが、製造業は12か月ぶりに増加に転じ、それ以外の業種でも増加に転じるものが目立った。これまで業績改善の遅れ等から企業の求人意欲は冷え込んでいたところであるが、新規求人は(同)21か月ぶりに増加に転じ、これが継続的な回復基調にあるか即断はできないものの、今後の求人動向に期待が垣間見える数字となっているところである。増加傾向にある求職者の動向と併せて求人動向にも今後更に注視する必要がある。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年5月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

09年5月有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
5月
21年
4月
前月比
(差)
20年
5月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 7,167 10,468 ▲31.5 6,897 3.9
2.月間有効求職者数 32,043 32,072 ▲0.1 25,944 23.5
3.新規求人数 4,189 4,836 ▲13.4 5,412 ▲22.6
4.月間有効求人数 10,896 12,282 ▲11.3 13,774 ▲20.9
5.紹介件数 13,551 14,823 ▲8.6 11,236 20.6
6.就職件数 2,287 2,602 ▲12.1 2,157 6.0
7.充足数 2,183 2,478 ▲11.9 2,038 7.1
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.38 0.41 ▲0.03 0.59 ▲0.21
原数値 0.34 0.38 ▲0.04 0.53 ▲0.19
9.就職率[6/1(%)] 31.9 24.9 7.0 31.3 0.6
10.充足率[7/3(%)] 52.1 51.2 0.9 37.7 14.4
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 2,498 4,298 ▲41.9 2,450 2.0
12.月間有効求職者数 12,556 12,377 1.4 10,422 20.5
13.紹介件数 3,965 4,433 ▲10.6 3,603 10.0
14.就職件数 602 711 ▲15.3 640 ▲5.9
15.就職率[14/11(%)] 24.1 16.5 7.6 26.1 ▲2.0
雇用保険 16.適用事業所数 19,426 19,410 0.1 19,472 ▲0.2
17.被保険者数 262,241 260,600 0.6 263,586 ▲0.5
18.離職票提出件数 2,719 5,044 ▲46.1 2,660 2.2
19.受給資格決定件数 2,544 4,651 ▲45.3 2,383 6.8
20.受給者実人員(所定内) 10,338 10,573 ▲2.2 7,168 44.2
21.総支給金額(千円) 1,178,088 1,220,708 ▲3.5 794,105 48.4

5月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年5月の【有効求人倍率】は、前月を0.03ポイント下回って0.38倍となった。
 【有効求人】は、前月比で6.2%減、前年同月比で19.7%減(22か月連続)、
 【有効求職】は、前月比で0.5%増、前年同月比で24.9%増(7か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で19.6%減(20か月連続)、【新規求職】は同9.3%増(7か月連続)となった。〈以上:季節調整値〉

<上記の数値は季節調整値、下記の記述は原数値(対比は前年同月比)>
 【新規求人数】は、一般24.2%(835人)減、パート19.8%(388人)減、全体で22.6%減となった。
  産業別にみると、金融業、保険業は118.1%(111人)増で増加に転じ、農、林、漁業は42.2%(35人)増で6か月連続となったが、それ以外の業種では減少が目立った。主だったところでは、情報通信業は70.1%(176人)減、サービス業は31.3%(172人)減で再び減少に転じ、建設業は33.6%(100人)減で7か月連続、製造業は33.7%(230人)減で11か月連続となった。

 【新規求職者数】は、一般2.9%(150人)増、パート6.9%(120人)増、全体で3.9%(270人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は26.8%(358人)増で7か月連続の増となった。自己都合離職者は8.7%(199人)減で減少に転じ、在職求職者は2.2%(19人)減で9か月ぶりの減少となった。また、常用求職者を職業別にみると、一部減少に転じた職業も見受けられる。生産工程・労務の職業は0.9%(16人)減、専門的・技術的職業は0.9%(9人)減、事務的職業は2.2%(34人)減で、いずれも6か月ぶりの減少、一方、サービスの職業は6.9%(38人)増、販売の職業は6.1%(48人)増、農林漁業の職業は41.0%(34人)増でいずれも6か月連続となった。
 同範囲の者を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、19歳以下は1.3%(2人)減、50歳~54歳は5.4%(25人)減、65歳以上は26.1%(24人)減でいずれも6か月ぶりの減少、20歳~24歳は6.3%(45人)増、60歳~64歳は12.8%(40人)増でそれぞれ6か月連続、25歳~29歳は6.2%(49人)増で7か月連続となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が20.6%増の13,551件となり、就職件数は6.0%増の2,287件となった。うち、パートの紹介件数は25.3%増の3,378件となり、就職件数は13.4%増の711件となった。就職率(対新規求職者)は、0.6ポイント上回って31.9%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が0.38倍となり、平成14年2月以来の0.4倍台割れとなった。0.38倍は遡ること昭和61年8月以来22年9か月ぶりとなる。また、対前年同月比でみると26か月連続下回り依然低下傾向が続いている。新規求人を業種別でみると、金融業、保険業が増加に転じ、農、林、漁業が6か月連続で増となったが、製造業、建設業、卸・小売業等総じて減少傾向が続いている。新規求職については、昨年12月から2桁増が続いていたが、在職求職者、自己都合離職者の減少により、5月は3.9%増の1桁台にとどまったところである。業績改善の遅れ等から企業の求人意欲は依然冷え込んでおり、今後、本県の更なる求人の減少傾向と求職者の動向等に一層注視する必要がある。

 
職業安定部|職業紹介主要指標 2009年4月

有効求人倍率の推移(季節調整値)

有効求人倍率の推移(季節調整値)

職業紹介主要指標

項目 21年
4月
21年
3月
前月比
(差)
20年
4月
前年
同月比
(差)
全数(パート含む) 1.新規求職申込件数 10,468 7,761 34.9 8,788 19.1
2.月間有効求職者数 32,072 28,979 10.7 25,807 24.3
3.新規求人数 4,836 5,011 ▲3.5 5,061 ▲4.4
4.月間有効求人数 12,282 12,638 ▲2.8 14,381 ▲14.6
5.紹介件数 14,823 14,560 1.8 11,773 25.9
6.就職件数 2,602 2,536 2.6 2,372 9.7
7.充足数 2,478 2,408 2.9 2,212 12.0
比率 8.有効求人倍率(倍) 季調値 0.41 0.40 0.01 0.59 ▲0.18
原数値 0.38 0.44 ▲0.06 0.56 ▲0.18
9.就職率[6/1(%)] 24.9 32.7 ▲7.8 27.0 ▲2.1
10.充足率[7/3(%)] 51.2 48.1 3.1 43.7 7.5
中高年(パート含む) 11.新規求職申込件数 4,298 2,483 73.1 3,493 23.0
12.月間有効求職者数 12,377 10,447 18.5 10,239 20.9
13.紹介件数 4,433 4,136 7.2 3,803 16.6
14.就職件数 711 713 ▲0.3 648 9.7
15.就職率[14/11(%)] 16.5 28.7 ▲12.2 18.6 ▲2.1
雇用保険 16.適用事業所数 19,410 19,440 ▲0.2 19,476 ▲0.3
17.被保険者数 260,600 261,200 ▲0.2 262,253 ▲0.6
18.離職票提出件数 5,044 2,375 112.4 3,920 28.7
19.受給資格決定件数 4,651 2,267 105.2 3,557 30.8
20.受給者実人員(所定内) 10,573 9,286 13.9 6,368 66.0
21.総支給金額(千円) 1,220,708 1,088,702 12.1 709,107 72.1

4月の雇用の動き

 求職者1人当たりの有効求人数を示す平成21年4月の【有効求人倍率】は、前月を 0.01ポイント上回って 0.41倍となった。
 【有効求人】は、前月比で 3.2%増、前年同月比で 14.2%減(21か月連続)、
 【有効求職】は、前月比で 1.9%増、前年同月比で 24.3%増(6か月連続)、
 【新規求人】は、前年同月比で 2.2%減(19か月連続)、【新規求職】は同 18.4%増(6か月連続)となった。

<上記の数値は季節調整値、下記の記述は原数値(対比は前年同月比)>
 【新規求人数】は、一般 11.8%(403人)減、パート 10.8%(178人)増、全体で 4.4%減となった。
  産業別にみると、教育、学習支援業は 198.1%(105人)増、公務、その他は 186.5%(97人)増でそれぞれ2か月連続、農、林、漁業は 98.9%(86人)増で5か月連続となったが、それ以外の業種では減少が目立った。主だったところでは、建設業は 16.7%(50人)減で6か月連続、製造業は 22.2%(133人)減で10か月連続となった。

 【新規求職者数】は、一般 20.4%(1,325人)増、パート 15.4%(355人)増、全体で 19.1%(1,680人)増となった。
 “パートを除く常用求職者”を求職時の態様別にみると、事業主都合離職者は 55.7%(1,128人)増で5か月連続の大幅増となった。在職求職者は 3.1%(28人)増で8か月連続、自己都合離職者は 0.9%(25人) 増で3か月ぶりの増加となった。また、常用求職者を職業別にみると、全ての区分で増加となった。生産工程・労務の職業は 24.3%(511人)増、専門的・技術的職業は14.1%(218人)増、事務的職業は 10.4% (215人)増、サービスの職業は28.6%(187人)増でいずれも5か月連続となった。
 同範囲の者を5歳刻みの年齢階層別(11区分)にみると、これも全ての区分で増加となった。55歳~59歳は 19.6% (139人)増で増加に転じ、25歳~29歳は 10.4%(103人)増、30歳~34歳は 20.2%(159人)増、50歳~54歳は21.4%(123人)増、60歳~64歳は47.6%(227人)増でそれぞれ5か月連続、40歳~44歳は43.7%(211人)増で6か月連続となった。

 【職業紹介状況】は、紹介件数が 25.9%増の 14,823件となり、就職件数は 9.7%増の 2,602件となった。うち、パートの紹介件数は 32.4%増の 3,624件となり、就職件数は 24.0%増の 863件となった。就職率(対新規求職者)は、2.1ポイント下回って 24.9%となった。

 本県の労働市場は、有効求人倍率(季節調整値)が対前月比で0.01ポイント上回り平成19年6月以来22か月ぶりの上昇となったが、対前年同月比でみると25か月連続下回り依然低下傾向が続いている。新規求人を業種別でみると、教育、学習支援業や公務・その他が2か月連続で増となり、農、林、漁業が5か月連続で増となったが、製造業、建設業、卸・小売業、運輸・郵便業等総じて減少傾向が続いている。また、新規求職(原数値)については、昨年12月から2桁増が続いており、4月も 19.1%増の10,468人となっている。新規求職者が1万人を超えるのは平成15年4月以来6年ぶりとなる。引き続く景気悪化の影響が求人の減少や求職者の増加に及んでおり、特に事業主都合による離職者は対前年同月比で大幅な増加が続いている。政府の5月月例経済報告で景気の基調判断は「悪化のテンポが穏やかになっている」とあるが雇用情勢判断は「急速に悪化しており、厳しい状況にある」ということ、また、最近の県内景気についても「弱さが深まっている」ということもあり、今後、本県の更なる求人の減少傾向と求職者の増加が懸念される。


 

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