倉本鐵工株式会社
令和6年にユースエール企業として認定を受けた、倉本鐵工にユースエール認定企業となったあとの状況についてインタビューしました。

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企業概要


細島工場


本社事務所


代表取締役　倉本英和氏


ー事業内容について
主に宮崎県内の水力発電所やダムのメンテナンスを行っている事業所です。

　

ーユースエール認定企業に申し込まれたきっかけは？
数多くある優良企業認定制度の中でも社員を大事にする、育成に取り組む企業に対する認定制度ということで建設業に携わる一員として、そういったことは非常に重要であると思っていたためチャレンジしました。
 
ーユースエール認定企業を取得するにあたり大変だったことは？
基礎資料の作成については、ある程度は社内の勤怠管理システムからの抽出でできたのですが、これを集計して提出資料を作成する作業やその資料のチェックは苦労しました。無事、認定を受けられたときはホッとしました。


 
ー認定から9か月ほど経過しますが事業所内での変化はありますか？
まず我々、経営者側としては、こういった認定を受けていることで、しっかりと有給休暇の取得日数、時間外の労働時間また人材育成など各認定項目についてしっかりと取り組まなければならないということを強く意識するようになりました。また、従業員側の変化としては、働きやすくなっているのではないかというのは肌で感じております。
　



 
ー各種休暇等の取得状況を教えてください。
育休については、女性については、以前に1人目のお子さんの際に取られた従業員が2人目のお子さんの育児のために取得されました。男性については、まだ取得者はいませんが、そういった従業員がいたら積極的に取得させたいと思っています。
また、有給については、ある程度取得はできていたのですが、取得の少ない社員にはこちらから積極的に声かけをして取得を促し、従業員が仕事中心の生活にならないよう心がけています。
 


ー従業員の教育・育成の計画を教えてください
当社は、事業内容がインフラ関係の建設業ということで多種多様な技術が要求されます。そのため、およそですが、18歳で入社された方でも30歳くらいまでの育成計画というのがあります。まずは、手取り足取りというところからはじめて、少しずつ技術を習得していただき資格にチャレンジしていただきます。その際には、資格取得にかかる費用、合格手当、資格取得後の手当という形で資格取得を後押ししていきます。





ー新卒者の採用状況を教えてください
新卒者は、主に高卒者を採用していたのですが、直近5年ほどは1名もとれていませんでした。そこで認知度をあげるため、テレビ、ラジオなど様々なメディアに出ることと並行して企業説明会にも参加し、久しぶりに2名の高校生の内定に至りました。この2名は工業高校生ではなく普通科の高校生ということもあり、保護者様も一緒に会社を見学のうえでお話しさせていただいて決めていただきました。



ー中途採用の状況について教えてください
主にハローワークを利用していて、ハローワークから声をかけていただいた会社説明会で事務職1名と現場作業員1名の2名を採用できました。
 
ーユースエール認定企業として今後の展望
ユースエール企業というのは毎年、更新が必要な制度なので、各認定項目をしっかりとクリアできるよう意識しながら取り組んでいきたいと思っています。

　



ー安定所や労働行政に今後望むこと
建設業は人手不足なので少しでもそれに向けて対策をお願いしたい。
 
ーその他の会社のPR
持続可能な社会などがテーマとなっておりますが、我々の行っている事業は、再生可能エネルギーに関連しているものであり、とてもやりがいのある仕事であるということ。また、当社は、倉本“鐵工”という会社名ですが、工場での勤務ではなく、仕事の中身はインフラ関係の建設業で環境は大自然の中で行われるものなので、あまりストレスもかからない仕事であるということがアピールポイントです。
また、教育体制のほかに福利厚生の一環として作業着のほか工具などを支給しているのですが、こういった面も従業員からは、ありがたいとの声をもらっています。




 
ー求職者の方へのメッセージ
我が社は20代～40代が中心のメンバーです。宮崎や大分に出張などもありますが、楽しい雰囲気で仕事ができていると思っております。新卒、中途を問わず、入社していただければ、しっかりと教育の体制も整っておりますので、未経験の方でも活躍できる会社です。
ご興味がありましたら是非、ご応募お待ちしております。