労働市場の概況

職業安定部職業安定課
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平成19年9月の県内の概況

　新規求職者数を前年同月比でみると、4ヶ月連続で減少した。新規求人数は前年同月比で、主要産業の建設業、製造業、医療・福祉で増加したが、運輸業、卸売・小売業、飲食店・宿泊業、サービス業(他に分類されないもの)で減少したため、全体として2ヶ月連続で減少した。

・ 求人倍率の動向

　9月の有効求人数(季節調整値)は、前月に比べ2.1%増加し、有効求職者数(季節調整値)は0.1%増加した。
　この結果、求職者1人当たりの有効求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は0.84倍で、前月と比べ0.01ポイント上回った。正社員における有効求人倍率は0.43倍となり、前年同月より0.01ポイント上回った。

・ 求人の動向

　新規求人(パートを含む。)は10,537人で、前年同月に比べ1.8%減少した。うちパートを除く求人は7,598人で同0.1%減少しパートタイムの求人は2,939人で同6.2%減少した。
　主要産業別に前年同月比でみると、建設業が6.2%、製造業が8.2%、医療・福祉が10.3%増加し、運輸業5.1%、卸売・小売業が8.4%、飲食店・宿泊業が17.6%、サービス業(他に分類されないもの)が7.2%ともに減少した。

・ 求職の動向

　新規求職者は7,724人で、前年同月に比べ10.4%減少した。うちパートを除く求職者は5,775人で同9.1%減少し、パートタイムの求職者は1,950人で同14.3%減少した。
　新規常用求職者(パートを除く。)を態様別に前年同月比でみると、在職者は4ヶ月ぶりに増加し、離職者は4ヶ月連続の減少、無業者は7ヶ月連続減少となった。また、離職者のうちの定年退職者は86人で前年同月に比べ25.9%減少し、事業主都合離職者は1,236人で 9.7%減少、自己都合退職者は2,719人で7.2% 減少した。

・ 就職の動向

　就職件数は2,682人で、前年同月に比べ9.8%減少した。
　新規求職者に対する就職件数の割合(就職率)は34.7%で、前年同月比で0.2ポイント上回った。