労働市場の概況

平成18年5月の県内の概況

　新規求職者数を前年同月比でみると、2ヶ月連続で減少した。新規求人数は前年同月比で、運輸業、飲食店・宿泊業、医療・福祉業、サービス業(他に分類されないもの)の求人が増加して、14ヶ月連続の増加となった。

• 求人倍率の動向
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  　5月の有効求人数(季節調整値)は、前月に比べ5.6%増加し、有効求職者数(季節調整値) は前月に比べ0.2%の増加となった。
  　この結果、求職者1人当たりの有効求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は0.79倍で、前月より0.04ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.37倍となり、前年同月を0.04ポイント上回った。
  
  
• 求人の動向
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  　新規求人(パートを含む。)は10,470人で、前年同月に比べ14.2%増加した。うちパートを除く求人は7,445人で、18.1%増加し、パートタイムの求人は3,025人で、5.4%の増加となった。
  　主要産業別に前年同月比でみると、建設業が16.2%、製造業が0.6%、卸・小売業が3.8%、減少し、運輸業が45.7%、飲食店・宿泊業が42.3%、医療・福祉が7.5%、サービス業　(他に分類 されないもの)は33.0%とそれぞれ増加した。
  
  
• 求職の動向
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  　新規求職者は8,983人で、前年同月に比べ0.1%減少した。うちパートを除く求職者は6,755人で、0.2%減少し、パートタイムの求職者は2,228人で、0.1%増加した。
  　新規常用求職者(パートを除く。)を態様別に前年同月比でみると、在職者は17ヶ月連続の増加で、離職者は1ヶ月ぶり増加し、無業者は1ヶ月ぶりの減少となった。また、離職者のうちの定年退職者は145人で3.6%、自己都合退職者は3,094人で6.1%増加し、事業主都合離職者は1,572人で5.6% 減少した。
  
  
• 就職の動向
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  　就職件数は、2,845人で前年同月に比べ10.3%増加した。
  　新規求職者に対する就職件数の割合(就職率)は31.7%で、前年同月に比べ3.0ポイント上回った。