高松労働基準監督署で「建設業における労働災害防止緊急対策」を実施中!
高 高松労働基準監督署管内の労働災害は、平成29年10月末現在で334件と、平成28年同期と比べ5件減少しているものの、中でも、建設業における労働災害が2年続けて増加している状況にあり、10月末時点の災害を比較すると、平成27年36件、平成28年38件(前年比5.6%増)、平成29年49件(前年比28.9%増)と増加が著しくなっています。
取組の内容等
(1) 取組のねらい
この建設業「労働災害防止緊急対策」は、労働災害の多発が懸念される年末年始に合わせ、建設業において最も多く発生している「墜落・転落」災害及び重篤な災害となり災害が増加している重機等による「はさまれ・巻き込まれ」災害防止を目的とするものである。そのためには、建設現場は3K(きつい、汚い、危険)といったイメージを払拭し、新たな意識を持って、声かけ(挨拶はできているか。気遣い・気配り)、片付け(整理整頓はできているか。キレイ・快適)、気付き(危険予知ができているか。)の3K職場を定着させ、労働災害防止を図る。
(2) 実施期間
平成29年12月1日~平成30年1月31日
(3) 取組の内容
[1] 高松労働基準監督署長からの要請
・管内の建設業関係団体へ取組を要請し、傘下会員事業場へ周知をお願いする。
[2] 事業場トップ等によるパトロールの実施及び報告
・労働者数20人以上の当署管内建設業に要請文の発送
・パトロール結果等について、署あて報告を依頼
[3] リーフレット及びラベルシールの配布
・パトロール、監督指導、個別指導において、リーフレットの配布及び作業員へのラベルシールの配布
・労働局HPに、ラベルシールを掲載し、業者において印刷し活用するよう周知
[4] 建設業における労働基準監督署労働基準監督官等のパトロール、監督指導、個別指導、計画届実地調査の
集中的な実施
参考資料:労働災害の分析
※この記事についての問い合わせ先:高松労働基準監督署 安全衛生課(087-811-8947)