中之条労働基準監督署管内の労働災害発生状況等について（令和5年7月）

　令和5年7月に受理した労働者死傷病報告は7件で、これにより令和5年の休業4日以上の労働災害発生件数の合計は50件となりました。

　前年同期（48件）を2件上回る件数となっています。

　また、足場からの墜落による死亡災害も1件発生しています（昨年の死亡災害発生件数は0件でした）。

　事故の型については、「墜落・転落」4件、「転倒」1件、「はさまれ・巻き込まれ 」1件、「飛来・落下 」1件となっています。

　死亡災害が発生し、昨年より労働災害が増加していることから、労働災害防止に向けた一層の取組が必要な状況にあります。

　ひとりひとりが労働災害を起こさないという強い思いをもって、「点検」、「確認」、「省略しない」を確認し合い、基本をおろそかにせず、労使一体となった労働災害防止の一層の取り組みをお願いします。


労働者死傷病報告受理件数表ダウンロード(PDF:66KB)


年別業種別労働災害発生状況（令和5年6月末現在）ダウンロード(PDF:146KB)

 メンタルヘルス対策に取り組んでいますか。

職業生活等において強い不安、ストレス等を感じている労働者が、それらの原因により精神障害等に至り、長期にわたる休業を要する事案がよく見られます。

メンタルヘルス対策は、日頃からの体制づくりが大切です。

令和5年10月1日から10月7日までは全国労働衛生週間となりますので、この機会を利用して事業場で行っているメンタルヘルス対策を見直してみてください。

また、令和4年の中之条労働基準監督署管内の50人以上の労働者を常時使用している事業場におけるストレスチェックの実施率は低調でした。

ストレスチェックは、労働者が自分のストレスの状態に気づくよい機会です。

もし、まだストレスチェックの実施ができていないようでしたらぜひともこの機会に実施してください。

ストレスチェックについてお困りでしたら、お気軽に当署にご相談ください。


取り組んでますか？メンタルヘルス対策リーフレットダウンロード(PDF:1,802KB)