建設業労働災害防止協会愛媛支部は、平成27年2月10日に第57回建設事業ノーダン運動県下一斉パトロールを県下27現場105名の参加により実施しました。

  愛媛労働局からは、天野愛媛労働局長、荒瀬健康安全課長、高須賀松山労働基準監督署長等が参加しました。

パトロール実施場所は、愛媛建設関係者連絡会議において協議された国土交通省四国整備局松山河川国道事務所発注の平成25-27年度内川第2橋鋼橋上部工事（施工業者：川田工業（株））です。

  当工事現場は、現在の松山環状線のさらに外側に地域高規格道路を建設するもので、松山IC、松山空港、松山港、FAZ（輸入促進地域）等の広域交通拠点や地域開発拠点とのアクセス性向上、市内への流入する交通量の分散を目的とした松山外環状道路工事の一部です。

  当日は、つり足場・朝顔の組立、現場溶接、高力ボルト本締め作業を行っており、当現場では、高所作業時のフルハーネス安全帯使用、高所作業車の使用、地上で朝顔の面組、手すり先行足場の設置等墜落・転落災害の防止と地耐力の確認、重機旋回内の立入禁止、移動式クレーンリミッター解除キーの管理による重機災害の防止、第三者災害の防止を安全衛生重点目標として取り組まれていました。

                                                    天野局長　　　　西岡支部長

  愛媛労働局では、建設事業ノーダン運動を支援するとともに、年末・年始労働災害防止強化運動に続き、平成27年の死亡災害を9人以下とする「アンダー9（ナイン）運動」を中心として上半期における集中的労働災害防止を展開します。

    ・アンダー9（ナイン）運動（建設業用）