平成26年9月10日、「えひめ建設安全の日県下一斉パトロール」が建設業労働災害防止協会7支部の19現場において、107名の参加により実施されました。

　愛媛労働局からは、神戸労働基準部長、荒瀬健康安全課長、三好八幡浜労働基準監督署長等が参加しました。

　パトロール実施場所は、「愛媛県オフサイトセンター・西予土木事務所新築工事」（発注者：愛媛県）です。

　愛媛労働局管内の建設業の死亡災害は、8月末現在、帰社中の交通事故と屋根の端からの墜落災害の2件です。

　また、被災者はいませんでしたが公共工事の土のう撤去作業中に移動式クレーンが転倒する災害も発生しています。

　建設業においては、現場管理者や技能従事者等の不足から新規就労者の建設現場への参入等で発生する労働災害を防止することが急務となっていることから元方事業者による統括安全管理体制の徹底や職長の技能能力向上教育・新規就労従事者への安全衛生教育の実施等が求められています。

                                          神戸労働基準部長       西岡支部長

  オフサイトセンターは、伊方原子力発電所で万が一原子力災害が発生した場合に、国、県、市町等の防災関係者が一堂に会し、情報の共有や対策の調整を図り、住民等の防護対策をはじめとする原子力防災対策を迅速・的確に実施するための拠点となる施設です。