水産業労働災害防止対策説明会を開催しました
宇和島労働基準監督署は、5月17日に管内の水産業を経営する皆様に対して、労働災害防止のための説明会を開催しました。
この説明会は、今年1月に宇和島労働基準監督署管内の事業場において、養殖生けすで潜水作業中の作業員が死亡したことを受けて、同種災害の再発防止と、水産業においての災害防止や健康管理への取組の促進のために開催したものです。
説明会では、当署担当者が潜水作業での安全対策等の説明を行い、講師としてお招きした宇和島海上保安部の係官から海上交通の安全等についての講演をしていただきました。
参加者の方々は熱心に聴講され、説明会終了時には、潜水作業での安全対策についての多くの質疑がありました。
宇和島労働基準監督署管内においては、水産業は主要産業であり、関連産業も合わせると、多くの方が就労されています。現在、水産業の経営を取り巻く環境は厳しいながら、宇和島地域の発展のためには、次の世代へ残していかなければならない産業だと言えます。
宇和島労働基準監督署では、管内の水産業の発展に資するため、今後も水産業に対して安全衛生や労務管理の取組に対する指導援助等を行うこととしています。
(説明会の様子)