宇和島労働基準監督署は、平成27年1月23日に食品加工用機械に係る労働災害防止対策説明会を、宇和島蒲鉾協同組合の組合員の皆様を対象に開催しました。

  平成25年10月1日から、食品加工用機械について作業の特性に応じた安全対策を義務づけた改正労働安全衛生規則が施行されていますが、製造現場では同規則に対応した機械は、まだまだ普及しているとは言えない状況です。そこで宇和島地域への改正労働安全衛生規則の普及・啓発のために、当地域の主要産業であるかまぼこやじゃこ天の製造事業者の皆様に対して、労働災害発生状況、日常的な安全衛生活動の方法及び改正労働安全衛生規則への対応方法について説明を行いました。 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(宇和島署の職員による説明） 

  また、宇和島地域産業保健センターから、健康診断実施後の医師からの意見聴取や長時間労働を行った労働者に対する面接指導時の同センターの利用について説明がありました。

  さらに、基本的な労務管理のポイントについても説明し、年次有給休暇の取得促進について要請しました。宇和島蒲鉾協同組合の組合員の皆様の事業場において、安全衛生及び労務管理に対する一層の取り組みが期待されます。

<説明資料＞ 

◎食品加工用機械についての規制について(厚生労働省ホームページにスキップ） 

◎適正な労務管理について(433KB; PDFファイル)