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東京労働局発表
平成20年4月30日(水)





職業安定部職業安定課
課   長      藤井  剛
地方労働市場情報官  小山 雅之
電 話 3512-1654(直通)
FAX 3512-1565

有効求人倍率は1.43倍と前月比0.01ポイント低下
―― 一般職業紹介状況(平成20年3月分及び平成19年度分) ――

新規求人倍率は、2.07倍と前月より0.13ポイント低下
平成19年度平均の有効求人倍率は1.38倍と前年度より0.15ポイント低下

1.平成20年3月の状況

(1)有効求人倍率・求人・求職の動き

1 有効求人倍率

 平成20年3月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.43倍と前月比0.01ポイント低下した。
2 有効求人数

 平成20年3月の有効求人数(原数値)は270,229人で前年同月比6.2%の減少と、18ヶ月連続して前年同月を下回っている。
3 有効求職者数

 平成20年3月の有効求職者数(原数値)は182,908人で前年同月比7.8%の減少と、平成17年6月以降連続して前年同月を下回っている。
〔参考〕最近の雇用失業情勢

4 職業別の有効求人倍率の状況

 職業別の常用有効求人求職の状況をみると、一般常用では、警備員などの保安の職業7.0倍、情報処理技術者6.4倍、接客・給仕の職業5.5倍、機械・電気技術者3.8倍、保健師、助産師、看護師3.7倍、建築・土木・測量技術者3.4倍、自動車運転の職業3.1倍と高い倍率となっており、一方、一般事務の職業は0.4倍と低い倍率となっている。
  また、パート常用では、接客・給仕の職業が12.3倍、保安の職業8.9倍、家庭生活支援サービスの職業8.8倍、飲食物調理の職業5.6倍、社会福祉専門の職業5.3倍、保健師・助産師・看護師4.9倍、自動車運転の職業4.5倍等が高い倍率になっており、パート常用でも一般常用と同様に一般事務の職業が0.7倍と低い倍率になっている。
〔参考〕 主な職業別常用有効求人求職状況


(2)新規求人の動き

1 新規求人数の状況

 平成20年3月の新規求人数(原数値)は91,017人で前年同月比10.4%減と、20ヶ月連続で前年同月を下回っている。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
2 正社員・非正社員の新規求人数の状況

 平成20年3月の正社員・非正社員の新規求人数の状況をみると、正社員42,953人(前年同月比11.3%減)、非正社員48,064人(同9.7%減)と減少している。なお、正社員構成比は47.2%(同0.5P低下)で、前年同月比は2ヶ月連続で低下した。
〔参考〕 正社員の職業紹介状況
3 産業別新規求人の状況

 平成20年3月の新規求人数の産業別の状況をみると、製造業5,743人(前年同月比27.8%減)、建設業4,552人(同14.8%減)、サービス業23,109人(同14.2%減)、飲食店・宿泊業11,203人(同13.0%減)、卸売・小売業14,798人(同10.0%減)の順で10%以上の減少となった。一方、医療・福祉12,487人(同10.5%増)、不動産業2,264人(同7.1%増)と増加した。
〔参考〕産業別新規求人の推移
〔参考〕主な産業別・事業所規模別新規求人状況(平成20年3月)


(3)新規求職者の動き

1 新規求職者の状況

 平成20年3月の新規求職者数は、45,996件で前年同月比11.6%の減少となった。
〔参考〕最近の雇用失業情勢

2 態様別新規求職者の状況

 平成20年3月の一般常用求職者の態様別に状況をみると、新規求職者数36,191件(前年同月比12.5%減)のうち、離職者は23,209件(同11.9%減)、在職中の者は9,154件(同13.0%減)となった。
  また、離職理由別をみると、自己都合離職者は、前年同月比13.8%減少で7ヶ月連続減少し、また事業主都合離職者も同8.2%減と4ヶ月連続で減少した。
〔参考〕新規一般常用求職者の態様別推移


(4)就職者の動き

 平成20年3月の就職者数は12,030件(前年同月比9.2%減)と14ヶ月連続で対前年を下回った。
  一般、パート別の状況をみると、一般は8,118件で前年同月比13.0%の減少となっており、一方、パートは3,912件で同0.1%の減少となった。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)

(5)求人充足の動き

 平成20年3月の求人充足数は16,396件と前年同月比10.5%の減少となった。
  一般、パート別の状況をみると、一般は11,553件(前年同月比13.1%減)と減少し、パートは4,843件(同3.7%減)と減少した。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)

2.平成19年度(平成19年4月~平成20年3月)の状況

(1)求人の動き

 新規求人数(原数値)は、1,145,902人で前年度比13.2%の減少となった。
  一般・パート別の状況をみると、一般は779,496人(前年度比14.5%減)、パートは366,406人(同10.3%減)となった。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)

 新規求人数の産業別の状況をみると、サービス業293,572人(前年度比21.7%減)、情報通信業116,467人(同17.3%減)、製造業81,954人(同16.9%減)、飲食店・宿泊業126,105人(同15.1%減)、建設業63,760人(同14.9%減)、金融・保険業18,374人(同13.4%減)、卸売・小売業188,358人(同9.8%減)、運輸業61,165人(同5.6%減)と減少している一方で、不動産業33,150人(同7.5%増)、医療・福祉131,067人(同4.5%増)と増加した。
〔参考〕主な産業別・事業所規模別新規求人状況(平成19年4月~平成20年3月)

 正社員・非正社員の新規求人状況をみると、正社員求人は588,969人で前年度比9.0%減少し、非正社員求人では556,933人と前年度比17.1%減少した。
 なお、正社員・非正社員の構成比をみると、正社員が51.4%と前年度比2.3%ポイント上昇している。
〔参考〕 正社員の職業紹介状況


(2)求職者の動き

 新規求職者数(原数値)は、563,718件で前年度比5.0%の減少となった。
  一般・パート別の状況をみると、一般は441,497件(前年度比5.4%減)、パートは122,221件(同3.9%減)となった。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)

 一般常用求職者の態様別の状況をみると、在職中の者は98,350件で前年度比6.1%減少し、離職者についても303,287件で同4.6%減少した。
  離職者のうち、事業主都合は82,229件で前年度比2.5%減少し、自己都合も202,353件と同6.1%減少したなかで、定年による離職が11,241件と同10.5%増加した。
〔参考〕新規一般常用求職者の態様別推移


(3)就職者の動き

 就職者数は136,185件で前年度比6.8%の減少となった。
  一般・パート別の状況をみると、一般は91,733件で前年比7.5%減少し、パートについても44,452件と同5.4%減少した。
〔参考〕最近の雇用失業情勢
〔参考〕職業紹介取扱状況(一般・パート)


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