年末年始における年次有給休暇の取得促進について
『やりがいを生むためには、自分休暇が必要でした。』
年次有給休暇の取得は、家族と触れ合う時間、帰省、趣味、旅行等に利用する時間を確保できるなど、心身のリフレッシュを行うための非常によい機会であり、また、労働意欲の維持を図るために大きな意義があるものです。
しかし、日本における年次有給休暇の取得率は先進国の中でも低調であり、直近の取得率は47.1%(平成24年)と前年よりも低下しており、このような要因の1つには「労働者の年次有給休暇の取得へのためらい」があるとされています。
このため、休暇の取得促進に向けて、労使が協力して取り組むことが必要です。
具体的には、
(1) 経営のトップによる社内への休暇取得推進の呼びかけ
(2) 管理者が率先して休暇取得
(3) 労働組合などによる企業、従業員への働きかけ
などが考えられます。
特に、次の年末年始、ゴールデンウィークについては、年次有給休暇を取得することで大型連休としやすい暦となっております。
計画的な休暇の取得のため、事業場全体の年間計画に年次有給休暇を組み込みましょう。
リーフレット(PDFファイル)
「働き方・休み方改善コンサルタント」のご紹介
年次有給休暇を取得しやすい環境整備を促進するため、年次有給休暇の計画的付与の導入等についてのご相談は、静岡労働局に配置しております「働き方・休み方改善コンサルタント」をご利用ください。
時間外労働の削減、年次有給休暇の取得促進に関するご相談は、静岡労働局 監督課までお願いします。
TEL : 054-254-6352
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 監督課 TEL : 054-254-6352