今回のゴールデンウィークは、完全週休2日制の企業の場合、5月1日・2日を休むことで9連休となります。
年休取得は計画的に。取得しやすい環境づくりに努めましょう。
仕事休もっ化計画 (両面リーフレット)
年次有給休暇とは
年次有給休暇は、労働基準法で定められた労働者に与えられた権利です。労働基準法において、労働者は、
・6か月間継続して雇われていること
・全労働日の8割以上を出勤していること
を満たしていれば、10日間の年次有給休暇が付与され、申し出ることにより取得することができます(勤続年数、週所定労働日数等に応じて年次有給休暇の付与日数は異なります。)。
年次有給休暇の取得率は
年次有給休暇の取得率は49.4%(平成28年)と5割を下回っています。
年次有給休暇の取得が低調な理由として、「みんなに迷惑がかかると感じる」、「後で多忙になる」、「職場の雰囲気で取得しづらい」などが全体の約3分の2を占めています。
年次有給休暇取得に向けた職場づくりを!
年次有給休暇を取得することは、心身の疲労回復などのために必要です。さらに、年次有給休暇を取得しやすい環境は、仕事に対する意識やモチベーションを高め、仕事の生産性を向上させ、企業イメージの向上や優秀な人材の確保につながるなど、企業、労働者双方にメリットがあります。
労働者が年次有給休暇の取得にためらいを感じないよう、労使双方で年次有給休暇の取得状況の確認や、取得率向上に向けた具体的な話し合いの機会をつくり、年次有給休暇を取得しやすい環境づくりに取り組みましょう。
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