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小さな子どもを持つ社員が安心して働けるよう、企業内保育所を設立した事例

(仕事と家庭の両立支援)
本工場
(長崎造船所本工場全景)
企業名 : 三菱重工業(株)長崎造船所
代表者 : 執行役員 長崎造船所長 相馬 和夫
所在地 : 長崎市飽の浦町1番1号
業 種 : 船舶海洋、原動機、航空宇宙に関する製造業
創 業 : 1884年
社員数 : 約6000名
相馬所長

《会社概要・理念等》
 長崎造船所は1857年(安政4年)、日本最初の艦船修理工場「徳川幕府 長崎鎔鉄所」として設立されました。以来、日本を代表する数多くの船舶を建造するとともに各種発電プラントを手掛けるなど、船舶・機械製造を両輪に活動を続けてきました。150年をこえる歩みを通して培われた技術は、今日も豪華クルーズ客船や物流船の建造、高効率な発電プラントの建設や燃料電池などの次世代エネルギー開発の大きな力として、産業の発展に役立っています。

(長崎造船所長 相馬 和夫氏)

【社是】
   一、顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する。
   一、誠実を旨とし、和を重んじて公私の別を明らかにする。
   一、世界的視野に立ち、経営の革新と技術の開発に努める。

【写真提供:三菱重工業(株)長崎造船所】
《先進的取組の内容》
取組の内容
  • 設立した理由
     弊所では、結婚や出産のライフイベントを機に女性社員が退職するケースも多いことから、貴重な人材を失うことなく結婚・出産後も安心して働ける職場環境の整備を求める声が高まっておりました。
     また、近年、子どもたちを取り巻く環境は、少子高齢化の急速な進行や核家族化による世帯構造の変化、女性の社会進出などを背景に大きく変化しており、次代を担う子どもたちの成長を社会全体で支えていくことが大きな課題となっております。とりわけ、保育所については、子育てと仕事の両立を実現する上で、非常に重要な役割を担っていると認識しています。このため、当所においても、当所並びにグループ会社社員の保育ニーズに沿った、きめ細やかな保育を社内施設で実現することで、さらなる働き甲斐のある職場環境の整備を目指し設立に至りました。
  • サービスの内容や特色
     安静保育対応(安静室設置)、給食・おやつの提供(全開園日)、延長保育に軽食提供、一時保育対応(定員に空きがある場合)、授乳コーナー・沐浴コーナー設置、子育て支援(産休・育休中の親子対象サークル)※英語・絵画・体育教育
  • 主な設備
    保育室フローリング(1階 床暖房)
    インターネットカメラ(兼 監視カメラ)、ベビーセンサー
    給食室:クッキングヒーター、電子レンジ、冷蔵庫他
    防犯対策:総合ガードシステム完備
    その他:自社製太陽光発電システム
  • 利用者からの評価
    1. 企業内保育園であるため、勤務実態を考慮した預け入れが可能。
    2. 職場からも近いため、子どもの緊急時や体調の変化時に迅速に対応できる。また、お迎えに自分で行くことができ子どもと触れ合う時間が増える。
    3. 産休・育休中の親子支援(悩み相談)があるため、出産・育児の不安を軽減できる。
    4. 安静保育を提供することで、子どもの病気等による休暇を最小限に抑えることができる。
    5. 長崎市の認可保育園より安い料金体系であるため、利用者の金銭負担が軽くなる。
    などの評価を頂いており、開園当初より20名を超す入園希望を受けております。
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