仕事と生活の両立で豊かな人生!!

育児休業・育児時短勤務の活用、ノー残業デーを実施している事例(仕事と生活の調和)
企業名 : 株式会社 佐世保玉屋 佐世保玉屋
代表者 : 代表取締役社長 田中丸 弘子
業種 : 百貨店
所在地 : 佐世保市栄町2番1号
設立 : 大正7年
労働者 : 355人
   (男性99人、女性256人)
    労働者の平均年齢  40.2歳
(会社概要・理念など)
創業 文化 3年(1806年) 佐賀県牛津町で荒物呉服商として開業
明治27年 佐世保市に進出
大正 7年 現在の地に百貨店を設立、現在に至る


企業理念は《融和協力》とし、地域のお客様を通して地域社会の発展と人々の幸せに貢献することを理念としています。
 また、『お客様の喜びを、私たちの喜びとします』を【経営ビジョン】に掲げ、奉仕の心で、日々努力を続けております。

代表取締役 田中丸 弘子氏

(取組の内容)
 私どもの職場は、女性が活躍する場の多い百貨店であり、以前は結婚を期に退職される方がほとんどでしたが、近年は結婚・出産を迎えても引き続き勤務を希望する従業員が増えてまいりました。
 会社は、それまでの経験を生かして意欲をもって仕事に取組んで頂く環境をつくり、そういった従業員の要望にも応え、仕事と生活を両立させることは、プラスであると考え取組んでまいりました。

(代表取締役社長
    田中丸 弘子氏)


ワークライフバランスの取組では

  1. 出産、育児に関する制度、給付金などの内容を説明した冊子の作成
  2. 育児休業活用(女性の取得率100%)
  3. 育児時短勤務活用
    (職場復帰から子どもが小学1年生の間まで)
  4. 毎週1回(月曜日)のノー残業デーの実施
 なかでも、育児休業については導入から延べ65名(うち男性1名)の社員が取得し、短時間勤務制度は現在6名が活用しています。子供の年齢や家庭の状況に応じた勤務が可能になり、利用者の反応も、助かると言った声が多くなっています。
 社会情勢の変化に合った、育児制度取組みを始めてから社員の考え方が、徐々に変わってきたように思います。
 現在は、結婚→妊娠→産前産後休暇→育児休暇→職場復帰→短時間勤務制度の利用という考え方が、職場全員の意識となり制度利用にも協力的になってきているように思います。

* 社員のコメント
 育児休業を取得後、現在は1時間の育児短時間勤務制度を利用して勤務しております。
 この制度を利用することで、慣れない育児をしながらの仕事復帰もスムーズにできたように思います。また同じ部署内で、すでにこの制度を利用された方がいらっしゃったので、認知度もあり、活用しやすい環境でした。
 働きたいという気持ちと、子供と一緒にいてあげたいという気持ちを両立できる良い制度だと思います。
社員の写真  今後の希望としては、制度の対象となる年齢を、学校が早く終わって帰宅する小学校中学年ぐらいまで引き上げてもらいたいです。
祖父母などの協力を得られない家庭にはとても助かると思います。
(婦人服売場担当、平成16年入社、嘱託社員)
【写真提供(株)佐世保玉屋】
本文ここまで
このページのトップに戻る

長崎労働局 〒850-0033 長崎市万才町7-1 住友生命長崎ビル

Copyright(c)2000-2011 Nagasaki Labor Bureau.All rights reserved.