長崎の雇用失業情勢(平成30年11月)

 11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント下回る1.24倍となり、7か月連続で1.2倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で1.6%減となり、有効求職者数(季節調整値)は0.1%増となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると5.0%減となり、前年同月比2か月ぶりに減少した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると3.5%減となり、前年同月比2か月ぶりに減少した。

 

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は9,627人で、前年同月を508人(▲5.0%)下回り、前年同月比2か月ぶりに減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は3.7%減少し、パート求人は6.9%減少した。
 月間有効求人数は28,594人で、前年同月を574人(▲2.0%)下回り、前年同月比3か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は2.6%減と3か月連続で減少し、パート求人は1.0%減と2か月ぶりに減少した。
 新規求職者数は5,273人で、前年同月より193人(▲3.5%)下回り、前年同月比2か月ぶりに減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は204人(▲5.7%)減少し、パート求職者は11人(0.6%)増加した。
 月間有効求職者数は22,074人で、前年同月より876人(▲3.8%)減少し、13か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は839人(▲5.8%)減少し、パート求職者は37人(▲0.4%)減少した。

2 産業別新規求人の動き

 飲食店、宿泊業(6.8%)、建設業(4.0%)、医療、福祉(3.7%)で前年同月を上回った。一方、運輸業(▲30.6%)、製造業(▲15.5%)、卸売・小売業(▲11.3%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は6,112件で、前年同月を871件(▲12.5%)下回り、前年同月比18か月連続で減少した。
 就職件数は2,179件で、前年同月を18件(0.8%)上回り、6か月ぶりに増加した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は613件で、前年同月より39件(6.8%)増加した。

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