長崎の雇用失業情勢(平成30年8月)
8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.03ポイント下回る1.25倍となり、4か月連続で1.2倍台となった。
有効求人数(季節調整値)は前月比で1.2%減となり、有効求職者数(季節調整値)は1.0%増となった。
新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると0.3%増となり、前年同月比4か月連続で増加した。
新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると6.0%減となり、前年同月比11か月連続で減少した。
1 求人・求職の動き
今月の新規求人数は10,480人で、前年同月を35人(0.3%)上回り、前年同月比4か月連続で増加した。
これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は4.0%増加し、パート求人は4.8%減少した。
月間有効求人数は28,294人で、前年同月を393人(1.4%)上回り、前年同月比4か月連続で増加した。
これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は2.2%増と45か月連続で増加し、パート求人は0.3%増と2か月連続で増加した。
新規求職者数は5,638人で、前年同月より361人(▲6.0%)下回り、前年同月比11か月連続で減少した。
これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は310人(▲7.8%)減少し、パート求職者は51人(▲2.5%)減少した。
月間有効求職者数は22,322人で、前年同月より1,343人(▲5.7%)減少し、10か月連続で減少した。
これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は1,165人(▲7.8%)減少し、パート求職者は178人(▲2.0%)減少した。
2 産業別新規求人の動き
運輸業(22.9%)、建設業(20.8%)、飲食店、宿泊業(9.2%)で前年同月を上回った。一方、サービス業(▲22.1%)、卸売・小売業(▲7.5%)、製造業(▲6.2%)で前年同月を下回った。
3 紹介・就職の動き
紹介件数は6,701件で、前年同月を819件(▲10.9%)下回り、前年同月比15か月連続で減少した。
就職件数は2,047件で、前年同月を183件(▲8.2%)下回り、3か月連続で減少した。
なお、雇用保険受給者の就職件数は589件で、前年同月より45件(▲7.1%)減少した。