長崎の雇用失業情勢(平成30年7月)

 7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント上回る1.28倍となり、3か月連続で1.2倍台となった。
 有効求人数(季節調整値)は前月比で0.4%増となり、有効求職者数(季節調整値)は1.3%減となった。
 新規求人数(原数値)は前年同月と比較すると0.8%増となり、前年同月比3か月連続で増加した。
 新規求職者数(原数値)は、前年同月と比較すると3.0%減となり、前年同月比10か月連続で減少した。

1 求人・求職の動き

 今月の新規求人数は9,892人で、前年同月を80人(0.8%)上回り、前年同月比3か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求人は2.1%減少し、パート求人は5.4%増加した。
 月間有効求人数は27,738人で、前年同月を558人(2.1%)上回り、前年同月比3か月連続で増加した。
 これを雇用形態別にみるとフルタイム求人は0.8%増と44か月連続で増加し、パート求人は3.9%増と5か月ぶりに増加した。
 新規求職者数は5,417人で、前年同月より169人(▲3.0%)下回り、前年同月比10か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は231人(▲6.2%)減少し、パート求職者は62人(3.3%)増加した。
 月間有効求職者数は22,469人で、前年同月より1,449人(▲6.1%)減少し、9か月連続で減少した。
 これを雇用形態別にみると、フルタイム求職者は1,346人(▲8.9%)減少し、パート求職者は103人(▲1.2%)減少した。
 

2 産業別新規求人の動き

 サービス業(12.2%)、卸売・小売業(3.7%)、建設業(3.3%)で前年同月を上回った。一方、運輸業(▲6.4%)、製造業(▲2.3%)、飲食店、宿泊業(▲0.1%)で前年同月を下回った。

3 紹介・就職の動き

 紹介件数は6,381件で、前年同月を1,103件(▲14.7%)下回り、前年同月比14か月連続で減少した。
 就職件数は2,182件で、前年同月を228件(▲9.5%)下回り、2か月連続で減少した。
 なお、雇用保険受給者の就職件数は558件で、前年同月より78件(▲12.3%)減少した。

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