労働市場の概況

職業安定部職業安定課
Tel　096-211-1703
FAX 096-323-3663

平成19年12月の県内の概況

　新規求職者数を前年同月比でみると、7ヶ月連続で減少した。新規求人数は前年同月比で、主要産業の医療・福祉で増加したが、建設業、製造業、運輸業、卸売・小売業、飲食店・宿泊業、サービス業(他に分類されないもの)で減少したため、全体として5ヶ月連続で減少した。

・　求人倍率の動向

　12月の有効求人数(季節調整値)は、前月に比べ2.6%減少し、有効求職者数(季節調整値)も0.9%減少した。
　この結果、求職者1人当たりの有効求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は0.72倍で、前月と比べ0.01ポイント下回った。正社員における有効求人倍率は0.41倍となり、前年同月より0.05ポイント下回った。

・　求人の動向

　新規求人(パートを含む。)は7,314人で、前年同月に比べ19.3%減少した。うちパートを除く求人は5,297人で同18.1%減少しパートタイムの求人は2,017人で同22.3%減少した。
　主要産業別に前年同月比でみると、医療・福祉が5.7%増加し、建設業が10.8%、製造業が24.1%、運輸業22.6%、卸売・小売業が32.2%、飲食店・宿泊業が10.9%、サービス業(他に分類されないもの)が26.8%ともに減少した。

・　求職の動向

　新規求職者は5,080人で、前年同月に比べ10.2%減少した。うちパートを除く求職者は3,953人で同10.1%減少し、パートタイムの求職者は1,127人で同10.3%減少した。
　新規常用求職者(パートを除く。)を態様別に前年同月比でみると、在職者は4ヶ月連続で増加し、離職者は7ヶ月連続の減少、無業者は10ヶ月連続減少となった。また、離職者のうちの定年退職者は84人で前年同月に比べ6.7%減少し、事業主都合離職者は921人で16.1%減少、自己都合退職者も1,644人で14.4%減少した。

・　就職の動向

　就職件数は2,028人で、前年同月に比べ13.3%減少した。
　新規求職者に対する就職件数の割合(就職率)は39.9%で、前年同月比で1.5ポイント下回った。