労働市場の概況

職業安定部職業安定課
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平成19年2月の県内の概況

　新規求職者数を前年同月比でみると、9ヶ月連続で増加した。新規求人数は前年同月比で、卸売・小売業、飲食店・宿泊業、サービス業(他に分類されないもの)が減少したものの、それ以外の産業が全て増加したため、全体として8ヶ月連続で増加した。

・ 求人倍率の動向

　2月の有効求人数(季節調整値)は、前月に比べ0.6%減少し、有効求職者数(季節調整値)は0.8%増加した。
　この結果、求職者1人当たりの有効求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は0.85倍で、前月に比べ0.01ポイント下回った。正社員有効求人倍率は0.47倍となり、前年同月と同じであった。

・ 求人の動向

　　新規求人(パートを含む。)は11,426人で、前年同月に比べ0.5%増加した。うちパートを除く求人は8,494人で同8.0%増加し、パートタイムの求人は2,932人で同16.3%減少した。
　主要産業別に前年同月比でみると、卸売・小売業が10.9%、飲食店・宿泊業が10.3%、サービス業(他に分類されないもの)が6.6%減少し、建設業が14.2%、製造業が16.1%、運輸業が3.7%、医療・福祉が21.6%増加した。

・ 求職の動向

　新規求職者は8,286人で、前年同月に比べ0.4%増加した。うちパートを除く求職者は6,361人で同0.1%減少し、パートタイムの求職者は1,925人で同2.2%増加した。
　新規常用求職者(パートを除く。)を態様別に前年同月比でみると、在職者は26ヶ月連続の増加で、離職者は2ヶ月連続の減少、無業者は3ヶ月連続の増加となった。また、離職者のうちの定年退職者は125人で前年同月に比べ5.9%、事業主都合離職者は1,196人で0.8%増加し、自己都合退職者は2,647人で9.8% 減少した。

・ 就職の動向

　就職件数は2,623人で、前年同月に比べ3.6%減少した。
　新規求職者に対する就職件数の割合(就職率)は31.7%で、前年同月に比べ1.3ポイント下回った。