労働市場の概況

職業安定部職業安定課
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平成19年1月の県内の概況

　新規求職者数を前年同月比でみると、8ヶ月連続で増加した。新規求人数は前年同月比で、建設業、飲食店・宿泊業が減少し、運輸業が増減なしであったものの、それ以外の産業が全て増加したため、全体として7ヶ月連続で増加した。

・ 求人倍率の動向

　1月の有効求人数(季節調整値)は、前月に比べ2.7%増加し、有効求職者数(季節調整値)は前月に比べ0.4%増加した。
　この結果、求職者1人当たりの有効求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は0.86倍で、前月に比べ0.02ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.47倍となり、前年同月と同じであった。

・ 求人の動向

　新規求人(パートを含む。)は11,631人で、前年同月に比べ8.7%増加した。うちパートを除く求人は8,193人で同9.6%、パートタイムの求人は3,438人で同6.7%のそれぞれ増加となった。
　主要産業別に前年同月比でみると、建設業が7.5%、飲食店・宿泊業が24.7%減少し、運輸業が増減なしであったものの、製造業が8.6%、卸売・小売業が18.9%、医療・福祉が35.4%、サービス業(他に分類されないもの)は8.3%とそれぞれ増加した。

・ 求職の動向

　新規求職者は8,887人で、前年同月に比べ2.4%増加した。うちパートを除く求職者は6,755人で同0.6%増加し、パートタイムの求職者は2,132人で同8.6%増加した。
　新規常用求職者(パートを除く。)を態様別に前年同月比でみると、在職者は25ヶ月連続の増加で、離職者は1ヶ月ぶりの減少、無業者は2ヶ月連続の増加となった。また、離職者のうちの定年退職者は158人で2.5%、 自己都合都合離職者は2,999人で2.0%、事業主都合離職者は1,337人で1.6% のそれぞれ減少となった。

・ 就職の動向

　就職件数は2,327人で、前年同月に比べ0.5%増加した。
　新規求職者に対する就職件数の割合(就職率)は26.2%で、前年同月に比べ0.5ポイント下回った。