労働市場の概況

平成18年4月の県内の概況

　新規求職者数を前年同月比でみると、4ヶ月ぶりに減少した。新規求人数は前年同月比で、製造業、卸売・小売業、医療・福祉業などの求人が増加して13ヶ月連続の増加となった。

• 求人倍率の動向
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  　4月の有効求人数(季節調整値)は、前月に比べ3.7%減少し、有効求職者数(季節調整値)は前月に比べ0.4%の増加となった。
  　この結果、求職者1人当たりの有効求人数を示す有効求人倍率(季節調整値)は0.75倍で、前月より0.04ポイント下回った。
  
  
• 求人の動向
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  　新規求人(パートを含む。)は9,326人で、前年同月に比べ2.1%増加した。うちパートを除く求人は6,293人で、1.3%増加し、パートタイムの求人は3,033人で、4.0%の増加となった。
  　主要産業別に前年同月比でみると、建設業が1.4%、卸・小売業が8.5%、飲食店・宿泊業が10.9%減少し、製造業が9.7%、運輸業が17.1%、医療・福祉が13.6%、サービス業　(他に分類されないもの)は6.1%とそれぞれ増加した。
  
  
• 求職の動向
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  　新規求職者は11,428人で、前年同月に比べ1.0%減少した。うちパートを除く求職者は8,662人で、2.2%減少し、パートタイムの求職者は2,766人で、2.8%増加した。
  　新規常用求職者(パートを除く。)を態様別に前年同月比でみると、在職者は16ヶ月連続の増加で、離職者は4ヶ月ぶり減少し、無業者は1ヶ月ぶりの増加となった。また、離職者のうちの定年退職者は467人で1.9%、事業主都合離職者は2,500人で8.0%、自己都合退職者は3,631人で0.8%とそれぞれ減少した。
  
  
• 就職の動向
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  　就職件数は、2,836人で前年同月に比べ15.1%増加した。
  　新規求職者に対する就職件数の割合(就職率)は24.8%で、前年同月に比べ9.2ポイント下回った。