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| 事例1 勤務場所の閉鎖に伴う解雇 |
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| 申請人は、正職員として勤務していたが、配属先の業務廃止に伴い解雇となった。 解雇されるに当たり、事業主との間で慰労金を支払う旨の約束をしていたのにこれが守られなかったこと、給料から控除され積み立てていた旅行積立金の返還を拒否されたことに対し、納得できないとして、○カ月分の賃金補償を求めあっせん申請を行った。 |
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| あっせん委員が、それぞれの主張、事実関係を確認した上で、整理解雇に係る手続き上の問題点等を指摘し両者に歩み寄りを求めたところ、事業主は申請人に対し、○万円の解決金を支払うことで合意が成立した。 |
| 事例2 異動命令に従わなかったことに対する退職勧奨 |
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| 異動命令に従わないこと及び勤務態度が悪いことを理由として再三にわたり一方的な退職勧奨を受けているが、就業規則の懲戒規定に触れるような行為は行っておらず納得できないとして、退職勧奨をやめ現在の職場で引き続き勤務することを求め、あっせん申請を行った。 |
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| あっせん委員が、それぞれの主張、事実関係を確認し、会社が申請人に対してなした異動命令にも一定の理由があることから、両者に歩み寄りを求めたところ、申請人が異動に応ずること、異動に当たり福利厚生面で会社が配慮することで合意が成立した。 |
