東京労働局発表
平成18年6月30日(火)



職業安定部職業安定課
課   長 焼山 正信
雇用計画官 青木 英和
電話  3818-8904(直通)
FAX   5689-5074

有効求人倍率が1.65倍と前月より0.04ポイント上昇
―― 一般職業紹介状況(平成18年5月) ――


新規求人倍率が2.55倍と平成3年3月以来の高水準
有効求人数は平成14年4月以降連続で前年同月比で増加
有効求職者数が前年同月比で12ヶ月連続減少


【求人倍率の状況】

有効求人倍率(季節調整値)は1.65倍と前月から0.04ポイント上昇し、2ヶ月連続で1.6倍台となり、平成3年3月以来の高水準となった。

新規求人倍率(季節調整値)は2.55倍と前月を0.10ポイント上昇し、有効求人倍率と同様に平成3年3月以来の高水準となった。

主な職業別常用の有効求人倍率(原数値)の状況をみると、機械・電気技術者7.4倍、情報処理技術者7.2倍、接客・給仕の職業6.3倍、保安の職業5.9倍で高い求人倍率となっている。
【求人の状況】

新規求人数(原数値)は115,208人で前年同月比6.4%増と増加している。

新規求人数の状況をみると、正社員が54,461人(前年同月比0.4%増)、非正社員が60,747人(同13.7%増)と、非正社員の求人数が前年同月比で増加幅が大きい。

産業別の新規求人数の状況をみると、飲食店・宿泊業12,904人(前年同月比56.9%増)、製造業8,908人(同20.9%増)、卸売・小売業16,827人(同18.7%増)、医療・福祉8,450人(同12.6%増)で増加している。

有効求人数(原数値)は316,625人で前年同月比9.3%増と、平成14年4月以降連続して増加している。
【求職者の状況】

新規求職者数(原数値)は52,240人で前年同月比4.7%減と平成17年2月以降連続して減少している。
一般、パート別の状況をみると、一般は40,540人(前年同月比4.1%減)と9ヶ月連続の減少、パートは11,700人(同6.8%減)と14ヶ月連続で減少となった。

一般常用求職者の態様別の状況をみると、在職中の者は8,223人で前年同月比0.6%増と6ヶ月ぶりに増加した。一方、離職者は28,545人と前年同月比4.2%の減少となった。離職者のうち、事業主都合離職者は7,586人で前年同月比6.4%減と平成15年7月以降連続して減少している。また、自己都合離職者も19,355人と前年同月比3.0%の減少となった。

有効求職者数(原数値)は214,826人で前年同月比9.5%減と、12ヶ月連続の減少となった。
【就職者の状況】

就職者数は12,738人(前年同月比0.3%減)となった。
一般、パート別の状況をみると、パートは4,093人(前年同月比3.2%減)となっているが、一般は8,645人で前年同月比96人1.1%の増加となった。


最近の雇用失業情勢
職業紹介取扱状況(一般・パート)
主な職業別常用有効求人・求職状況
正社員の職業紹介状況
産業別新規求人の推移
主な産業別・事業所規模別新規求人状況
主な職業別常用新規求人状況
新規一般常用求職者の態様別推移
求職者数の推移
今月の参考資料
過去10年間の新規・有効求人数、求職者数、求人倍率の推移

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