発生
月日 |
管轄署
|
業種 |
職種
年齢
経験 |
事故の型
起因物 |
発生状況 |
1/7 |
渋谷 |
その他の事業 |
警備員
60歳代
9年 |
その他
起因物なし |
被災者は、大学付属日本語学校の警備員であるが、精神的に緊張を伴う業務であり、また、発症前の6ヵ月平均で月80時間を超える時間外労働が認められたところ、午後1時ころ、巡回中に、心筋梗塞を再発症した。 |
1/19 |
池袋 |
小売業 |
作業者・技能者
30歳代
2年 |
はさまれ、巻き込まれ
建築物、構築物 |
客先の油圧式カーリフター(積載荷重2,500kg)の月次点検作業で、カーリフターの搬器に乗り、搬器を上昇させながらガイドレールへのグリース塗布及び状況確認を行っていたところ、ガイドレール支持塔頂部を繋ぐ梁と搬器の鉄柵(高さ1.4m)の間に挟まれた。非常停止ボタンを押したが間に合わなかった。 |
2/7 |
八王子 |
小売業 |
管理者
50歳代
33年 |
墜落、転落
階段、さん橋 |
左手にファイルを持って、片側(階段を下りている時左側)に手すりが設けられている階段を2階から1階へ下りていたところ、下から10段目付近から1階床まで転落した。 |
2/12 |
池袋 |
その他の事業 |
警備員
40歳代
2ヶ月 |
交通事故(道路)
トラック |
現場から道路をはさんだ向い側の現場へ移動するため、赤信号で横断歩道を渡り始めたとき、右方向から直進してきた2tトラックに轢かれた。 |
2/17 |
中央 |
卸売業 |
その他の職種
50歳代
1年 |
墜落、転落
地山、岩石 |
木材入手のため購入する予定の山林において、土地の境界等を調査中に、約20メートル下の沢に転落し、後頭部を打った。 |
2/24 |
江戸川 |
清掃と畜業 |
清掃・と畜業
60歳代
10年 |
飛来、落下
その他の用具 |
フォークリフトにアルミ空缶の入ったコンテナを乗せ、コンベアにアルミ空缶を投入していたところ、フォークリフトのフォークからコンテナが落下しバウンドして、コンベア投入場所付近で作業していた被災者に当たった。 |
2/26 |
新宿 |
その他の事業 |
運輸・通信事務員
40歳代
7ヶ月 |
その他
起因物なし |
被災者は、電化製品の通信販売業務等に従事していたが、事業場内のトイレでくも膜下出血を発症し転倒しているところを発見され、病院へ搬送されたが死亡した。 |
3/8 |
品川 |
その他の事業 |
技術者
30歳代
8年 |
墜落、転落
はしご等 |
電波塔に設置した自社のアンテナケーブル撤去作業の依頼のため、業者と同行して下見を実施。28階の撤去対象物の目視確認を終え、はしごにて26階へ下りようとしたところ、25階まで墜落した。 |
3/10 |
大田 |
清掃と蓄業 |
作業者・技能者
50歳代
14年 |
有害物等との接触
異常環境等 |
下水道の清掃作業において、被災者は、マンホール内の深さ約2.6メートルの地点で、事業場の代表者と共に倒れていたところを発見され、レスキュー隊により救出されたが、酸素欠乏症により2名とも死亡していた。 |
3/13 |
中央 |
その他の事業 |
一般事務員
30歳代
1年 |
その他
起因物なし |
自宅にて心室細動を発症して倒れ、心肺停止状態となった。発症前2ヶ月間において、1ヶ月平均時間外労働時間数が80時間を超えていた。 |
3/26 |
池袋 |
小売業 |
管理者
40歳代
22年 |
その他
起因物なし |
店舗内の男子トイレ個室内において倒れた。長時間労働があったと推定される。 |
3/26 |
中央 |
その他の事業 |
警備員
50歳代
13年 |
はさまれ、巻き込まれ
軌道装置 |
鉄道トンネルの改良工事で、作業中のドラグショベルの誘導等の業務に従事していた被災者は、トンネル内作業を終了し基地に戻るため保守用車のデッキ上に乗車していたが、保守用車が基地に収容された後、作業基地ホーム下(ホーム高さ110cm)に倒れているのが発見された。基地ホームの端に、被災者の衣類の繊維上の屑が10数メートルにわたり付着していた。 |
4/9 |
渋谷 |
清掃と蓄業 |
清掃員
60歳代
7ヶ月 |
墜落、転落
建築物、構築物 |
清掃作業員である被災者が、清掃を担当しているマンションの14階の共用外部廊下(高さ39メートル)から墜落した。当日は被災者の労働日ではなかったが、その外部廊下の風よけガラスが設置してある場所に管理室の折りたたみ椅子と清掃用ウエスがあったので、風よけガラスの上部を清掃していたと思われる。 |
4/10 |
三田 |
その他の事業 |
技術者
40歳代
13年 |
その他
その他の起因物 |
政情が不安定な外国において反政府デモの取材中、デモ隊と治安部隊が衝突し、何者かが発砲した銃弾が当たった。 |
4/11 |
三田 |
その他の事業 |
技術者
40歳代
25年 |
その他
起因物なし |
被災者は、時間外労働時間が70時間から80時間を超える月が続き、特に平成22年2月、3月は海外出張が連続してあり、3月の時間外労働時間は100時間を超えている状態となっていたところ、自宅付近の路上で心筋梗塞により倒れた。 |
5/20 |
向島 |
その他の事業 |
技術者
40歳代
9ヶ月 |
おぼれ
その他の装置、設備 |
屋上に設置されたクーリングタワーの内部で、被災者は検査のために水を採取する作業を行っていたが、底部の約20cm水がたまったところに仰向けに倒れているところを発見された。 |
6/11 |
足立 |
清掃と畜業 |
作業者・技能者
30歳代
0年 |
墜落、転落
その他の用具 |
8階建てビルの外面の窓清掃作業において、被災者は屋上にいわゆるブランコをセットし、そのブランコを使って作業を始めたが、6階の窓ガラスを清掃しているときにブランコのロープ2本が切断し、地上へ墜落した。屋上の端のロープが当たる部分には、ステンレス製の雨どいがあった。 |
7/10 |
三田 |
卸売業 |
営業・販売関連事務員
50歳代
32年 |
その他
起因物なし |
被災者は、休日出勤中、トイレ(大便房)内でくも膜下出血を発症した。発症前2か月平均の時間外労働時間は、1か月100時間45分だった。 |
7/22 |
足立 |
清掃と畜業 |
作業者・技能者
60歳代
1年 |
高温・低温の物との接触
高温・低温環境 |
被災者は、廃棄物のリサイクルセンターの屋内作業場において、ベルトコンベアー上を流れる廃棄物の選別作業を行っていた。終業時間前に作業を終了させ、保護帽を掛ける場所まで行ったところで倒れた。死因は熱中症であった。(当日、東京の16時の気温は35.4℃・気象庁HP) |
7/24 |
足立 |
小売業 |
配達員
30歳代
0年 |
高温・低温の物との接触
高温・低温環境 |
被災者は、朝5時ころ、新聞を配達中に倒れた。死因は熱中症だった。 |
7/30 |
渋谷 |
その他の接客娯楽業 |
接客娯楽業
30歳代
3ヶ月 |
交通事故(道路)
乗用車、バス、バイク |
被災者は、ワゴン車に同乗して高速道路を走行していた。トンネル内で前を走行していたトラックを追い越して走行車線に戻った際、ワゴン車がトンネルの側壁等に衝突し、被災者は車外へ投げ出された。 |
7/31 |
町田
(支) |
小売業 |
その他の職種
60歳代
5年 |
交通事故(道路)
乗用車、バス、バイク |
被災者が朝刊配達のためバイクで道路を進行していたところ、対向車がセンターラインを越えてきたため衝突した。 |
8/1 |
三田 |
通信業 |
その他の職種
30歳代
7年 |
おぼれ
水 |
被災者2名は、山間部で発生したヘリコプター墜落現場を取材するため、7月31日にガイドと共に徒歩で入山したが墜落現場を確認できず、一度入山地点まで戻った。その後、被災者2名のみで再び入山したが、午後9時30分ころから連絡が取れなくなった。8月1日に山岳救助隊が捜索した結果、死亡している2名を発見した。死因は溺死だった。 |
8/1 |
三田 |
通信業 |
その他の職種
40歳代
19年 |
おぼれ
水 |
同上 |
8/5 |
三田 |
その他の事業 |
技術者
20歳代
4ヶ月 |
おぼれ
水 |
山間部の地質調査のため、被災者と同僚の2名で現地に向かい、午前9時に別々の調査場所へ向けて入山した。午後5時の待ち合わせ時間になっても被災者が出発地点に戻らないため、警察官も加わり捜索したところ、翌日早朝に、調査範囲内の水深1mほどの沼地で死亡しているのを発見した。死因は溺死と思われる。 |
8/11 |
中央 |
金融業 |
一般事務員
50歳代
39年 |
墜落、転落
階段、さん橋 |
被災者は、地下3階の貸金庫の鍵が開かないため、上司を先導して1階から地下3階へ階段で下り、廊下を貸金庫の方へ歩いていたが、途中、地下4階へ向かう階段の方へ急に曲がり(理由不明)、階段の上部で倒れて踊り場まで12段(高さ約2.4m)転落し、頭部を打った。 |
9/9 |
大田 |
その他の商業 |
管理者
30歳代
1年 |
その他
起因物なし |
フォークリフトのつめ部分に荷掛用ロープを掛け、首をつって自殺した。精神疾患によるものと推定される。 |
9/9 |
渋谷 |
小売業 |
運転者
20歳代
9ヶ月 |
交通事故(道路)
トラック |
被災者は、小雨の中、濡れないようビニールで一部ずつ梱包された新聞をオートバイの荷台に載せて配達のため走行していたところ、新聞が荷崩れを起こし道路上に散乱した。その新聞を回収中、大型トラックにひかれた。 |
10/15 |
品川 |
その他の事業 |
作業者・技能者
30歳代
3ヶ月 |
飛来、落下
荷姿の物 |
被災者は、3トントラックから荷を卸す作業を行っていた。台車に積まれた状態の荷物(平台と呼ばれる組立式テーブルが15段、重量は350キログラム)が、高さ約0.7メートルのトラックのリフターから転落し、そばで控えていた被災者が当該荷物の下敷きになった。 |
11/2 |
三田 |
その他の事業 |
プログラマー
40歳代
19年 |
その他
起因物なし |
自宅のトイレ前で、急性心機能不全となり倒れた。発症前の4か月間、月100時間以上の時間外労働が続いていた。 |
11/24 |
青梅 |
清掃と畜業 |
作業者・技能者
40歳代
25年 |
はさまれ、巻き込まれ
トラック |
依頼主の敷地の廃材等撤去作業において、敷地前面の道路(傾斜約7度)に2台のトラックを縦列に駐車したところ、坂道の上手に駐車したトラックが動き出し、そのトラックと下手のトラックとの間で廃材撤去作業を行っていた被災者が、そのトラックと下手のトラックとの間に挟まれた。 |
12/3 |
中央 |
清掃と畜業 |
清掃員
60歳代
7年 |
墜落、転落
開口部 |
被災者を含む作業員2名で、前日夜から早朝にかけて降った大雨により地下の駐車場に雨水が溜まっていたため、マンホールを開き、地下ピットに雨水を流す作業を行っていたところ、被災者がマンホールから地下ピット(深さ約4m)に墜落した。 |