平成13年死亡災害発生一覧
No. | 発生 月日 |
業種 |
性別 | 年齢 |
発生状況 |
管轄 | |
製造業 | 1 | 7.6 | 鋳物業 | 男 | 48 | キューボラでの溶解作業終了後、残ったコークス等を取り出すために、キューボラ下部の固定ボルト2本を外し底蓋を開けようとしたが、底蓋が開かなかった。次の段取りのため、不意に底蓋が開かないように固定ボルト1本を取りつけ、さらに底蓋の下に支柱を立てようと底蓋の下方に立ち入った際、底蓋が突然開き、内部から落下したコークス等の上に被災者が倒れ、全身に熱傷を負い死亡したもの。 | 出雲 |
建設業 | 1 | 3.30 | 土木工事業 | 男 | 62 | 立木伐採作業現場において、事業主がドラグ・ショベルのアタッチメントをフォークに取り替えたもので立木の上方を支え、被災者がチェーンソーを使用して(胸高直径34cmの杉)立木の伐木作業を行ったところ、伐倒木の根本が跳ね上がり、これに激突されたもの。 | 松江 |
2 | 7.7 | 土木工事業 | 男 | 61 | 竹を伐採中、蜂に左瞼付近を1カ所刺され、蜂刺傷によるアレルギー性ショックにより死亡したもの。 | 松江 | |
3 | 8.7 | 土木工事業 | 男 | 50 | 橋梁建設工事において、橋梁上部工内部に設置する円筒型枠(直径1.2m、長さ5.44m、重量約293kg)を移動式クレーンを使用して橋梁上部へ吊り上げ作業中、円筒型枠を2点吊りで約5m吊り上げた際、掛けていた玉掛け用ワイヤロープのうち片側が外れたため、地上で玉掛け作業をしていた被災者の頭部に吊っていた円筒型枠が落下したもの。 | 松江 | |
4 | 8.20 | 土木工事業 | 男 | 63 | 道路改良工事現場から出土した岩石(花崗岩最大幅2.20m×最大長さ2.02m×最大高さ1.80m)を二つに小割するため、当該岩石上でクサビを打込んだところ、ヒビが入ったため、被災者がヒビをまたいでクサビを抜いた直後に岩石が二つに割れ、被災者が割れた岩石の間に転落した。そこに割れた一方の岩石が揺れ戻り、被災者は腰を地面と岩石の間に挟まれ、二日後、外傷性ショックにより死亡したもの。 | 松江 | |
5 | 8.20 | 土木工事業 | 男 | 58 | 会社所有の産業廃棄物処理場において、排水溝の堀削作業中、被災者は作業に用いる機器が使用できるものかを確認するためフォークリフトの運転手に質問する目的でフォークリフトに近づいた。質問が終わり、運転手は被災者が立ち去ったものと思いフォークリフトを前進させたところ、被災者がフォークリフト前輪でひかれたもの。 | 浜田 | |
6 | 10.24 | 土木工事業 | 男 | 66 | 法面保護工事現場において、法面から道路に落ちた残土、岩石等をトラクター・ショベルにより集積、運搬作業中、道路左側の法肩から約5m下にトラクター・ショベルごと転落し、トラクター・ショベルの下敷きになったもの。 | 浜田 | |
7 | 11.26 | その他の建設業 | 男 | 64 | 足場用の建材をトラッククレーンで当該トラッククレーンの荷台に積み込む作業中、吊り上げた荷が積まれていたはいに当たり、玉掛していたワイヤロープがフックから外れたため、吊っていた建材がトラッククレーンの操作をしていた被災者の上に落下したもの。 | 浜田 | |
運輸交通業 | 1 | 3.21 | 一般貨物自動車運送業 | 男 | 55 | 高速道で10tトラックを運転中、トンネル出口から300m地点の追い越し車線上で普通トラックが右前輪のパンク修理をしており、走行車線側にハンドルを切ったところ、普通トラックの左側後部に10tトラックの右側前部が衝突、被災者は胸を強く打ったもの。 | 浜田 |
2 | 4.11 | 一般貨物自動車運送業 | 男 | 68 | 被災者が駐車中の23tトレーラーの脇に立って打合せを行っていたところ、側面を通り抜けようとした8.5tトラックが右前方の駐車車輌をさけようとハンドルを左(被災者側)に切り走行したため、トラックとトレーラーの間に腹部をはさまれ出血性ショックにより死亡したもの。 | 出雲 | |
3 | 4.16 | 一般貨物自動車運送業 | 男 | 29 | 国道交差点をトラックにより直進中、道路左側の緑石に前輪が乗り上げて横転し、トラック前部が大破、被災者は道路に投げ出され、全身を強く打ったもの。 | 浜田 | |
4 | 5.24 | 一般貨物自動車運送業 | 女 | 37 | 国道を2t保冷車で走行中、対向車線で発生した追突事故により中央分離帯を越えて自車線にはみ出してきた保冷車と衝突し、さらに後続の乗用車にも追突され、被災者は胸を強く打ったもの。 | 松江 | |
商業 | 1 | 10.10 | 商業 | 男 | 58 | つり上げ荷重2.8tの門型クレーン(床上操作式)を用い、トラック荷台から10cm角の鉄製パイプ23本(長さ10m、総重量2.2t)を荷卸ししていたところ、玉掛ワイヤロープ(直径10mm、一本吊り)が切断しクレーン操作を行っていた被災者が荷の下敷きとなったもの。 | 出雲 |
その他の事業 | 1 | 5.30 | その他の廃棄物処理業 | 男 | 65 | 一般県道を糞尿車により2名乗車で走行中、幅員6.4mの緩やかな下り坂の右カーブを曲がりきれず、道路左側の路肩から30m下の水田に転落し、被災者は胸を強く打ったもの。同乗していた同僚労働者は軽傷。 | 浜田 |