《原子力発電所関係者に対する講習会を開催しました》
東日本大震災以降、被災地域等でのがれき撤去作業、除染作業や原子力発電所内の関連工事において、違法な労働者派遣や労働者供給、労働者募集等の事案が発生しており、これが被災地のみならず、広域的に展開していると思われる事案もあるなど、全国的に原子力発電所施設に関する違法事案が増加している傾向にあります。 これらの事案については、新聞・テレビ等で報道がなされ、国会においても取り上げられるなど社会的関心も高くなっています。 このため佐賀労働局においては、違法な労働者派遣や偽装請負等の防止を図り、適正かつ安全な就業を推進するため、下記のとおり原子力発電所関係者に対する講習会を開催しました。 なお、原発を管内に擁する全国13の労働局においても同様の講習会がそれぞれ開催されています。
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講習会名称 |
適切な労働条件確保(派遣と請負)に関する講習会 |
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開催日時 |
平成25年9月27日(金曜日) 14時10分~15時40分 |
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場 所 |
九州電力株式会社玄海原子力発電所内大会議室 |
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参加対象者 |
原子力発電所内に就業場所がある事業主等の原発関係者 |
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講習内容 |
(1) 労働者派遣と請負の区分等について |
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(2) 労働基準法や労働安全衛生法について |
【講習会の概要】
講習会当日は、九州電力玄海原子力発電所の関係者及びその協力会社の責任者等(33社、73名)の参加があり、佐賀労働局需給調整事業室から「労働者派遣と請負の区分」について、違法事例等を示しながら請負と派遣の違いや派遣禁止業務等について説明を行いました。 また、唐津労働基準監督署からも「労働基準法や安全衛生法」について、そのポイントの説明を行い、法令の遵守と違法な労働者派遣や偽装請負等の防止を図り、適正かつ安全な就業の確保について周知を行いました。
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この記事に対するお問い合わせ先 佐賀労働局職業安定部職業安定課需給調整事業室 0952-32-7219 |