職場における死亡災害続発！

　　　　　　　　　～労働局が撲滅に向けた緊急要請を行っています～

　宮城労働局管内では、昨年夏場より死亡災害等が多発していましたが、本年に

入り、アセチレンガスボンベから漏出したガスに引火する災害、フォークリフトの転

倒による死亡災害が発生し、別表「平成29年8月以降に発生した主な死亡災害等

一覧」のとおり、基本的な安全管理の取組が徹底されていないための労働災害が

散見され、昨年8月以降の死亡災害等の多発傾向が収束せず、極めて憂慮される

事態となっております。また、これらの災害の多くが地域を牽引する大企業又はそ

の下請事業場で発生しており、安全水準の低下が懸念されるところです。

　このため、以下の「職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請　～ショート

カットを認めない。基本的な作業方法の遵守状況の確認とその徹底を～」と題する

取組を管内の主要事業場に要請しました。

　各事業場におかれましても、これまで事故のなかった作業も含め、安全作業マニ

ュアル等基本的な作業方法の遵守状況等の確認など、絶対に労働災害は起こさ

ないという経営トップの意思表明の下、労働災害防止の取組を強化されるようお願

いします。

　緊急要請文 ： 「職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請　～ショートカット

　　　　　　　　　   を認めない。

                      基本的な作業方法の遵守状況の確認とその徹底を～」 

　別         表　： 「平成29年8月以降に発生した主な死亡災害等一覧」