「働き方改革」の実現に向けて(企業取組事例)
働く人の心身の健康確保、仕事と生活の調和、女性の活躍推進等の観点から、法定労働条件の履行確保を前提とした上で、個々の企業において、労使の話し合いを通じて、所定外労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進、始業及び終業の時刻の設定の見直し、勤務地や勤務時間等を限定した多様な正社員制度などの「働き方改革」を進めていくことが求められております。
福井労働局では、福井県内の企業が長時間労働や転勤を一律の前提とする雇用管理を見直す「働き方改革の実現」に向けて、その取組体制を強化するため、労働局長を本部長とする「福井労働局働き方改革推進本部」を平成27年1月8日に設置しております。
○報道発表
(平成27年1月15日「福井労働局働き方改革推進本部の設置について」)
福井県内の事業場で「働き方改革」に取り組んでいる事例をご紹介します。
働き方・休み方の改善に向けたこれらの取組や「働き方・休み方改善ポータルサイト」の取組事例を参考に、皆様も「働き方改革」に一歩踏み出してみませんか?
また、すでに取り組んでいる事業場からの掲載希望も受け付けておりますので、その際は局雇用環境・均等室までご連絡ください!
業種 |
企業名 |
取組の目的 |
建設業 |
「会社の永続的成長」と「社員一人一人のしあわせの実現」を達成するため、仕事のやり方を抜本的に見直し、業務効率化と時間外労働時間の削減を図るとともに、育児・介護を推進するための働きやすい職場環境の形成を図ることを目的とする。 |
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製造業 |
当工場も含めて段ボール工場の労働時間は長く、休暇取得も進んでいない。現在、段ボール産業では生産性向上の取組を推進しているが、当工場としても、より働きやすい職場にしていくためにこれを率先垂範し、所定外労働時間削減と年次有給休暇取得促進につなげていく。 |
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医療業 |
病院は、人対人の究極のサービス業であり、職員が元気で幸せでなければ、良いサービスは提供できないと考え、ワーク・ライフ・バランスを充実させる取組を積極的に行っている。 さらに、職員のキャリアアップ支援にも力を入れて、職員の質の維持・向上を目指している。 |
製造業 | 株式会社 エツミ光学 |
社長の方針 「安全第一・良品第二・能率第三」 を目指す。働く人が健康第一で幸せな人生を送っていなければ、いい仕事はできない。個人で目標を持ち目標達成にやりがいや生きがいを感じる働き方、家族と共に幸せな人生を送るため 「仕事をやる時はやり、遊ぶ時は遊ぶ」というメリハリのついた働き方を推進している。 |
「ふくい働き方改革推進会議」の設置
福井県内における取組の一層の推進を図るため、労使団体(連合福井、福井県経営者協会、福井県商工会議所連合会、福井県中小企業団体中央会、福井県商工会連合会)、福井県、近畿経済産業局から参加を得て会議を開催しました。
この記事に関するお問い合わせ先
雇用環境・均等室(指導担当) TEL : 0776-22-3947