北陸特有の労働災害を防止するため「冬季無災害運動」を実施します!

連絡先

富山労働局 労働基準部 健康安全課

課   長
松平 理加子
地方産業安全専門官
元井 幸樹

(電話) 076 (432) 2731

~転倒災害・交通災害・除雪機械災害・屋根からの墜落災害を未然に防ぎましょう~

  富山労働局(局長 杉 良太)では、このほど、「冬季(12月~翌年2月。以下同じ。)における労働災害の発生概況」について、別添のとおり取りまとめましたので公表します。 

テキスト ボックス: 【冬季における労働災害の発生概況のポイント】
(1)	冬季における労働災害による死傷者数(休業4日以上。死亡者含む。以下同じ。)は、平成22年以降、減少傾向にあり一昨年及び昨年は270人程度まで減少している。
(2)	業種別にみると、製造業が最も多く、次いで商業、運輸交通業などが多くなっている。
(3)	事故の型別でみると、転倒が最も多く、全災害の39%を占めている。
(4)	転倒災害の発生月をみると、最も発生している月は1月で、次いで2月、12月の順で多くなっている。
(5)	転倒災害は、その年の降雪量に比例し、平均気温に反比例する傾向がみられる。
(6)	転倒災害が最も発生している業種は商業。次いで製造業、保健衛生業の順で多くなっている。
(7)	転倒災害が発生している時間帯をみると、午前8時台が最も多く、午前7時台から午前11時台の時間帯に多発する傾向がみられる。
(8)	転倒災害の被災者を年代別でみると、60歳以上が最も多く、次いで50~59歳が多くなっており、50歳以上の被災者が全数の7割超を占めている。また、高年齢者の被災者の場合、休業日数が長期化する傾向がみられる。






















 富山労働局では、冬季に発生しやすい北陸特有の労働災害を防止するため、例年、新潟、石川、福井の3労働局と共同し啓発ポスターとリーフレットを作成し、労働災害防止団体や関係団体等に配布する等により「冬季無災害運動」を実施しています。
 本年も例年と同様、
 
 令和2年12月1日から令和3年2月28日までの間 

をその実施期間として、別添2の「令和2年度冬季無災害運動実施要領」に基づき、労働災害の防止に向けた運動を展開します。
 
 なお、当局では本年9月末の県内の労働災害発生状況を踏まえ、10月15日から12月31日までを「秋季死亡・重大労働災害根絶集中取組期間」と定め、労働災害防止に向けた取組を強化しており、事業主や労働者の皆様に対し、総合的な労働災害防止対策に取り組んでいただくよう呼び掛けていくこととしています。
 
添付資料
  別添1 「冬季における労働災害の発生概況」[ PDF - 61KB ]
  別添2 「令和2年度冬季無災害運動実施要領」 [ PDF - 5KB ]
  別添3 「冬季無災害運動推進中」リーフレット [ PDF - 572KB ]
  別添4 「死亡・重大労働災害の根絶のために」リーフレット[ PDF - 28KB ]

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