労働災害にあわないために

群馬労働局管内における労働災害は、長期的に減少傾向にあったものが、平成20年代には横ばいから増加にシフトし始め、令和に入って以降は毎年増加している状況となっています。

令和5年について見ると、死傷者数は前年を100人ほど上回る状況であるほか、死亡者数は過去最少となった前年の約3倍の17人に上っているところであり、令和5年度を初年度とする第14次労働災害防止計画の目標の一つである「労働災害の減少傾向への転換」には、事業者の労働災害防止に向けた意識的な取組だけでなく、働く方一人ひとりが、手順を守って、急がず、焦らず、怠らず、安全な作業行動が取れているか、その良し悪しを自ら振り返り（再確認）、如何なる場面でも常に安全な行動が選択できるよう意識（訓練）することが、労働災害の未然防止のためには、極めて重要です。

そこで、群馬労働局では、この安全行動を再確認する取組を『安全行動再確認運動』として、継続的に展開することとし、
を運動スローガンに掲げて、労働災害の減少傾向への転換を期することといたしました。

運動周知用チラシ（A4サイズ）を事業所内に掲示したり、運動スローガンカードを働く方一人ひとりに配付し携行していただくなど、企業一丸となって本運動に取り組んでいただきますようお願いします！


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