山形県内における福祉人材確保対策を効果的・効率的に推進するため、県内22の関係団体・機関の方々からお集まりいただき、それぞれの機関が実施する事業及び相互の施策について理解促進を図るとともに、必要な情報を共有し、福祉分野の人材確保に係る具体的な連携事項を協議することを目的として、「福祉人材確保推進協議会（拡大WECやまがた）」を10月18日に開催※しました。 

※趣旨・目的が同種である、山形県主催の「山形県介護職員サポートプログラム推進会議」及び公益財団法人介護労働安定センター主催の「介護労働懇談会」との合同会議。

 

　協議会では、介護分野の諸課題に関する研究において数々の実績のある菅野雅子氏（フォスターリンク株式会社）をお迎えし、「良い介護事業所とは」と題し全国の状況をご報告いただいた後、協議のコーディネーターをお努めいただきました。

　今回の協議テーマは「雇用管理の改善」に絞り込み、「有給休暇の取得」「給与体系」「管理者層・リーダー層の育成」の3項目について、それぞれ従事者に対するアンケートやハローワーク並びに福祉人材センターの窓口に寄せられた声からうかがい知れる問題点について提示し、それらに対する対応策や改善策を中心にフリートークにて意見交換を行いました。

　各機関それぞれの立場からの「生の声」を直接伺うことができたことで、そのことが今後につながる成果であったと考えます。

　今回議論されたことを踏まえ、課題の改善に向けて、今後もこのネットワークを通じ関係機関の一層の連携をはかっていきたいと考えております。

 について

　山形県内における介護・福祉人材確保対策を共働で支援するWECやまがた※の活動に

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　　※ WECやまがたとは　Welfare Employment Conference of YAMAGATAの略で、山形県の介護・福祉雇用対策

　　　　に関する関係機関、山形労働局、ハローワークやまがた（介護・福祉相談コーナー）、山形県福祉人材センター、

　　　　介護労働安定センター山形支所、山形県ナースセンターで構成されている連絡協議会の愛称です。

　11月15日に「介護就職デイ　福祉のしごとフェア　就職面接会2016」を開催します。

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