【労働災害の特徴】

  ・休業4日以上の死傷者数は1,300人で、前年同月比で185人（+16.6％）の増加（平成31年1月末速報値の前年同月比+15.2％より1.4ポイント増加。）となっており、死傷者数が1,300人に達するのは平成18年以来12年ぶりとなる。
  ・死亡者数は9人で、前年同月比で4人の増加となっている。
  ・建設業は前年同月比で31.3%増加、陸上貨物運送事業は同じく17.8%増加、製造業は同じく14.7％増加となっている。
  ・全災害の42.4%を占める第三次産業では前年同月比で9.1％増加しており、うち小売業は同じく23.4％、社会福祉施設
 は同じく26.0%増加している。一方、飲食業は17.9%減少となっている。
 【山形労働局が実施している労働災害防止のための取組】
  ・労働災害が大幅に増加したことを踏まえ、労働災害防止を平成31年度の重点施策のひとつに掲げ、労働災害防止団体及び各関係機関と連携し管内事業場への指導を強化することとしています。

 H29年

 H30年

 増　減

 増減率

 構成比

 全産業計 

 1,115 ⑤

1,300 ⑨

 +185

 +16.6％

 100.0％

 製造業

  279 ①

  320 ➁

 +41

 +14.7%

 24.6%

 建設業

 195 ②

  256 ④

 +61　

  +31.3%

 19.7%

 陸上貨物運送事業

 90

  106  

 +16

 +17.8%

  8.2%

  第三次産業

 505 ②

 551 ②

 +46

 +9.1%

 42.4%

 小売業

137 ①

 169 ①

  +32 

  +23.4% 

 13.0% 

 社会福祉施設

100

 126 

 +26

  +26.0% 

  9.7% 

 飲食業

23

 -5

 -17.9%

 1.8%