平成23年3月新規学校卒業者の職業紹介状況 (12月末)
山形労働局(局長 角元利彦)は、平成23年3月新規学校卒業者の平成22年12月末現在における求人・求職状況を取りまとめた。
その概況は次のとおり。
【高校卒業者】
1 求人数 3,411人 前年同期比2.5%(84人)増加
うち県内求人数は2,211人で、同20.0%(368人)増加、県外求人数は同19.1%減少。
(主要産業別)
建設業 272人 前年同期比34.7%( 70人)増加
製造業 992人 前年同期比27.8%(216人)増加
卸売・小売業 254人 前年同期比11.4%( 26人)増加
宿泊業・飲食サービス業 143人 前年同期比 6.5%( 10人)減少
医療・福祉 295人 前年同期比37.9%( 81人)増加
サービス業(他に分類されないもの) 55人 前年同期比16.7%( 11人)減少
2 求職者数 2,706人 前年同期比0.1%(3人)増加
うち県内求職者数は2,051人で、同5.6%(108人)増加、県外求職者数は同13.8%減少。
3 求人倍率 1.26倍 前年同期比0.03ポイント上昇
うち県内求人倍率は1.08倍で、同0.13ポイント上昇、県外求人倍率は同0.12ポイント低下。
4 就職内定者数 2,248人 前年同期比3.8%(83人)増加
うち県内就職内定者数は1,637人で、同12.0%(175人)増加、県外就職内定者数は同13.1%減少。
5 就職内定率 83.1% 前年同期比3.0ポイント上昇
うち県内就職内定率は79.8%で、同4.6ポイント上昇、県外就職内定率は同0.8ポイント上昇
【大学等卒業者】
1 就職内定率
専修学校 57.3% 前年同期比0.4ポイント上昇
高等専門学校 97.6% 前年同期比0.9ポイント上昇
短期大学 48.6% 前年同期比2.0ポイント上昇
大学 77.2% 前年同期比3.2ポイント上昇
【新規学卒者に対する就職支援策について】
1 新規学卒者(既卒者・一般求職者含む)を対象とした就職面接会を県内4会場にて開催し、未内定者の応募機会拡大及び早期内定獲得を図ることとしている。(開催日程等は、以下のとおり。)
2月16日(水)「ワークチャンス2011春・酒田」酒田勤労者福祉センター(酒田市)
2月17日(木)「就職応援 明日をつかむ面接会」山形国際交流プラザ(山形市)主催:山形県地域共同就職支援センター
2月17日(木)「ワークチャンス2011春・鶴岡」庄内産業振興センター(鶴岡市)
2月24日(木)「緊急就職面接会(仮称)」グランドホクヨウ(米沢市)
2 卒業後3年以内の既卒者を採用した事業主への奨励金(3年以内既卒者トライアル雇用奨励金、既卒者育成支援奨励金、3年以内既卒者採用拡大奨励金)の対象者が平成23年3月卒業予定の未内定者まで拡充されることとなった(平成23年2月1日より。今年度限りの特例措置)。ハローワークにおいては、学校との連携を図りつつ、高卒・大卒ジョブサポーター等による未内定者への来所勧奨、個別職業相談、求人開拓等に併せ、上記奨励金の積極的活用により、未内定者の就職促進に努めることとしている。
→ 新規高等学校卒業者 求職者数・求人数・就職率の推移(12月末)