県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.4%となり、前月より0.1ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.62倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.15倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、11,337人で、前年同月と比較すると7.5%増となり、2か月ぶりの増加となった。
主な産業別では、建設業(1,155人、前年同月比14.8%増)、卸売業,小売業(1,938人、同19.8%増)、宿泊業,飲食サービス業(791人、同7.2%増)、医療,福祉(2,074人、同12.7%増)、サービス業(1,310人、同6.7%増)等で増加し、製造業(1,822人、同3.8%減)、運輸業,郵便業(466人、同10.9%減)では減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(175人、前年同月比3.6%増)、化学・プラスチック関係(112人、同3.7%増)、金属製品製造業(128人、同2.4%増)、生産用機械器具製造業(209人、同27.4%増)、電気機械器具製造業(170人、同30.8%増)、情報通信機械器具製造業(82人、同36.7%増)、輸送用機械器具製造業(113人、同31.4%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(403人、同20.0%減)、はん用機械器具製造業(82人、同29.9%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(86人、同36.3%減)等で減少し、製造業全体では27か月ぶりの減少となった。
正社員に係る新規求人数は、5,263人で、前年同月と比較すると15.4%増加となり、新規求人数に占める割合は46.4%で、前年同月と比較すると3.2ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,409人で、前月に比べ0.2%減となり6か月ぶりに減少した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、29,222人で、前年同月と比較すると4.5%増となり26か月連続で増加した。
求職
10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,795件で、前年同月と比較すると1.5%減となり、3か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,390人、前年同月比4.2%減)は、3か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(504人、同14.0%減)は、2か月連続の減少となった。
また、在職者(1,788人、同2.3%増)は3か月ぶりの増加となり、無業者(545人、同2.3%減)は、2か月連続の減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,123人で、前月に比べ0.7%増となり2か月連続で増加した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、17,130人で、前年同月と比較すると0.0%増となり5か月ぶりの増加となった。
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.66倍で、前月を0.01ポイント下回り、2か月連続で低下した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.71倍となり、前年同月を0.08ポイント上回り、33か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.16倍で、前年同月を0.13ポイント上回り、統計を取り始めた平成16年11月以降の最高値となった。
雇用保険
(1)
10月の雇用保険受給者実人員は3,443人で、前年同月と比較すると1.7%増となり、3か月ぶりに増加した。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,998件で前年同月と比較すると4.3%減となり、23か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,183件で、前年同月と比較すると1.0%減となり、3か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |