県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年5月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.2%となり、前月より0.3ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.60倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.03倍となり、前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
5月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,989人で、前年同月と比較すると8.5%増となり、2か月連続の増加となった。
主な産業別では、建設業(918人、前年同月比7.7%増)、製造業(1,819人、同23.7%増)、卸売業,小売業(1,549人、同2.4%増)、医療,福祉(1,602人、同12.2%増)、サービス業(1,242人、同17.8%増)等で増加し、運輸業,郵便業(392人、同14.0%減)、宿泊業,飲食サービス業(661人、同3.8%減)では減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(360人、前年同月比7.5%増)、繊維工業(175人、同19.0%増)、化学・プラスチック関係(125人、同56.3%増)、金属製品製造業(102人、同6.3%増)、生産用機械器具製造業(147人、同50.0%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(123人、同9.8%増)、電気機械器具製造業(152人、同23.6%増)、情報通信機械器具製造業(121人、同45.8%増)、輸送用機械器具製造業(79人、146.9%増)等で増加し、鉄鋼・非鉄金属製造業(31人、同31.1%減)で減少し、製造業全体では22か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,214人で、前年同月と比較すると10.3%増加となり、新規求人数に占める割合は42.2%で、前年同月と比較すると0.7ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、27,541人で、前月に比べ0.2%増となり4か月ぶりに増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、28,334人で、前年同月と比較すると6.0%増となり21か月連続で増加した。
求職
5月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,002件で、前年同月と比較すると2.5%増となり、3か月連続で増加した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,573人、前年同月比1.9%減)は、3か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(640人、同3.9%増)は、4か月連続の増加となった。
また、在職者(1,644人、同6.8%増)は3か月連続で増加となり、無業者(581人、同8.4%増)は、2か月ぶりの増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,527人で、前月に比べ2.7%増となり2か月ぶりに増加した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、18,693人で、前年同月と比較すると1.6%増となり56か月ぶりの増加となった。
有効求人倍率
5月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.57倍で、前月を0.04ポイント下回り、2か月ぶりに低下した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.52倍となり、前年同月を0.07ポイント上回り、28か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.01倍で、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
(1)
5月の雇用保険受給者実人員は3,669人で、前年同月と比較すると0.1%増となり、2か月連続で増加した。
一般職業紹介状況
5月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,881件で前年同月と比較すると2.2%減となり、18か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は2,287件で、前年同月と比較すると4.5%増となり、2か月ぶりに増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |