県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年9月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.3%となり、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.64倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.15倍となり、前年同月を0.12ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
9月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,016人で、前年同月と比較すると6.7%減となり、3か月ぶりの減少となった。
主な産業別では、建設業(1,158人、前年同月比0.3%増)、製造業(1,800人、同4.7%増)、運輸業,郵便業(435人、同1.6%増)等で増加し、卸売業,小売業(1,626人、同16.1%減)、宿泊業,飲食サービス業(726人、同18.9%減)、医療,福祉(1,489人、同10.9%減)、サービス業(1,135人、同2.5%減)では減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(398人、前年同月比13.1%増)、繊維工業(183人、同35.6%増)、化学・プラスチック関係(164人、同69.1%増)、電気機械器具製造業(143人、同2.9%増)、輸送用機械器具製造業(128人、同88.2%増)等で増加し、金属製品製造業(103人、同9.6%減)、はん用機械器具製造業(110人、同26.7%減)、生産用機械器具製造業(152人、同19.6%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(96人、同22.0%減)、情報通信機械器具製造業(79人、同3.7%減)等で減少し、製造業全体では26か月連続の増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,480人で、前年同月と比較すると3.4%減少となり、新規求人数に占める割合は44.7%で、前年同月と比較すると1.5ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,459人で、前月に比べ0.2%増となり5か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、28,197人で、前年同月と比較すると2.8%増となり25か月連続で増加した。
求職
9月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,425件で、前年同月と比較すると5.7%減となり、2か月連続で減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,176人、前年同月比7.9%減)は、2か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(449人、同8.7%減)は、2か月ぶりの減少となった。
また、在職者(1,718人、同0.2%減)は2か月連続の減少となり、無業者(495人、同9.0%減)は、3か月ぶりの増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、17,010人で、前月に比べ0.7%増となり4か月ぶりに増加した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、16,660人で、前年同月と比較すると2.1%減となり4か月連続の減少となった。
有効求人倍率
9月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.67倍で、前月を0.01ポイント下回り、4か月ぶりに低下した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.69倍となり、前年同月を0.08ポイント上回り、32か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.13倍で、前年同月を0.12ポイント上回り、前月に引き続き過去最高値となった。
雇用保険
(1)
9月の雇用保険受給者実人員は3,391人で、前年同月と比較すると2.2%減となり、2か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
9月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,514件で前年同月と比較すると10.2%減となり、22か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は1,902件で、前年同月と比較すると11.0%減となり、2か月連続で減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |