県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年8月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.4%となり、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.63倍となり、前月と同水準となった。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.13倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
8月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,082人で、前年同月と比較すると6.9%増となり、2か月連続の増加となった。
主な産業別では、建設業(998人、前年同月比20.2%増)、製造業(1,729人、同5.8%増)、運輸業,郵便業(497人、同15.9%増)、医療,福祉(1,777人、同13.3%増)、サービス業(1,280人、同30.7%増)等で増加し、卸売業,小売業(1,612人、同1.3%減)、宿泊業,飲食サービス業(662人、同5.4%減)では減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(165人、前年同月比8.6%増)、金属製品製造業(122人、同15.1%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(138人、同25.5%増)、電気機械器具製造業(142人、同20.3%増)、輸送用機械器具製造業(97人、同148.7%増)等で増加し、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(330人、同19.1%減)、化学・プラスチック関係(99人、同17.5%減)、はん用機械器具製造業(96人、同7.7%減)、生産用機械器具製造業(112人、同2.6%減)、情報通信機械器具製造業(102人、同10.5%減)等で減少し、製造業全体では25か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,615人で、前年同月と比較すると14.5%増加となり、新規求人数に占める割合は45.8%で、前年同月と比較すると3.1ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,389人で、前月に比べ1.2%増となり4か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、28,196人で、前年同月と比較すると5.1%増となり24か月連続で増加した。
求職
8月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,426件で、前年同月と比較すると0.9%減となり、2か月ぶりに減少した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,195人、前年同月比0.1%減)は、2か月ぶりで減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(509人、同12.9%増)は、3か月ぶりの増加となった。
また、在職者(1,754人、同2.0%減)は2か月ぶりの減少となり、無業者(454人、同1.3%増)は、2か月連続の増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、16,888人で、前月に比べ0.6%減となり3か月連続で減少した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、16,549人で、前年同月と比較すると2.2%減となり3か月連続の減少となった。
有効求人倍率
8月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.68倍で、前月を0.03ポイント上回り、3か月連続で上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.70倍となり、前年同月を0.11ポイント上回り、31か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.13倍で、前年同月を0.15ポイント上回り、過去最高値を更新した。
雇用保険
(1)
8月の雇用保険受給者実人員は3,531人で、前年同月と比較すると5.5%減となり、2か月ぶりに減少した。
一般職業紹介状況
8月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,434件で前年同月と比較すると10.1%減となり、21か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は1,929件で、前年同月と比較すると1.8%減となり、2か月ぶりに減少した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |