県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成30年7月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善が進んでいる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)年度平均は原数値である。なお、平成29年12月以前の数値は、平成30年1月分公表時に新季節指数により改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は2.5%となり、前月より0.1ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.63倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は1.11倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
7月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,722人で、前年同月と比較すると10.3%増となり、2か月ぶりの増加となった。
主な産業別では、建設業(1,052人、前年同月比11.3%増)、製造業(1,765人、同8.6%増)、卸売業,小売業(1,799人、同6.1%増)、宿泊業,飲食サービス業(767人、同3.4%増)、医療,福祉(1,706人、同7.4%増)、サービス業(1,301人、同32.1%増)等で増加し、運輸業,郵便業(483人、同4.9%減)では減少となった。
製造業の内訳については、食料品,飲料・たばこ・飼料製造業(426人、前年同月比4.2%増)、繊維工業(148人、同6.5%増)、化学・プラスチック関係(101人、同13.5%増)、金属製品製造業(122人、同16.2%増)、生産用機械器具製造業(218人、同38.0%増)、情報通信機械器具製造業(73人、同43.1%増)、輸送用機械器具製造業(82人、同30.2%増)等で増加し、はん用機械器具製造業(84人、同14.3%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(80人、同24.5%減)、電気機械器具製造業(116人、同17.7%減)等で減少し、製造業全体では24か月連続で増加となった。
正社員に係る新規求人数は、4,855人で、前年同月と比較すると18.3%増加となり、新規求人数に占める割合は45.3%で、前年同月と比較すると3.1ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、28,039人で、前月に比べ0.0%増となり3か月連続で増加した。
⑥ 原数値[パートタイムを含む全数]は、28,011人で、前年同月と比較すると5.7%増となり23か月連続で増加した。
求職
7月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、4,403件で、前年同月と比較すると2.0%増となり、2か月ぶりに増加した。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,311人、前年同月比1.8%増)は、3か月ぶりで増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(496人、同8.8%減)は、2か月連続の減少となった。
また、在職者(1,621人、同1.9%増)は2か月ぶりの増加となり、無業者(446人、同6.2%増)は、2か月ぶりの増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、16,989人で、前月に比べ0.7%減となり2か月連続で減少した。
原数値[パートタイムを含む全数]では、16,639人で、前年同月と比較すると0.8%減となり2か月連続の減少となった。
有効求人倍率
7月の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.65倍で、前月を0.01ポイント上回り、2か月連続で上昇した。
原数値[パートタイムを含む全数]は1.68倍となり、前年同月を0.10ポイント上回り、30か月連続して前年同月を上回った。
③ 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、1.11倍で、前年同月を0.13ポイント上回った。
雇用保険
(1)
7月の雇用保険受給者実人員は3,541人で、前年同月と比較すると0.1%増となり、2か月ぶりに増加した。
一般職業紹介状況
7月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は5,437件で前年同月と比較すると7.1%減となり、20か月連続で減少した。
② 就職件数[同]は1,994件で、前年同月と比較すると8.8%増となり、2か月ぶりに増加した。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |