県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成24年9月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善の動きに足踏み感がみられる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成24年季節調整値替えにより、平成23年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.2%と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.81倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.51倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
9月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,207人で、前年同月と比較すると5.23%増となり、18か月連続して増加している。これを産業別にみると、建設業(949人、同9.5%増)、運輸業・郵便業(378人、同8.3%増)、卸売業・小売業(1,744人、同37.1%増)、宿泊業・飲食サービス業(1,060人、同35.5%増)、生活関連サービス業、娯楽業(459人、同30.8%増)、複合サービス事業(161人、同17.5%増)、等で増加し、製造業(1,033人、同0.2%減)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(178人、同0.6%減)、医療・福祉(1,369人、同5.7%減)、サービス業(1,224人、同25.4%減)公務・その他(194人、同21.8%減)で減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(337人、同25.3%増)、生産用機械器具製造業(72人、同53.2%増)電気機械器具製造業(74人、同25.4%増)、情報通信機械器具製造業(22人、同29.4%増)等で増加し、繊維工業(138人、同11.0%減)、金属製品製造業43人、同17.3%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(88人、同12.9%減)等が減少となり、製造業全体では11か月ぶりに減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,195人で、前年同月と比較すると11.56%増となり、新規求人数に占める割合は34.70%で、前年同月と比較すると1.96ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、21,400人で、前月に比べ1.12%の減少となり4か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,619人で、前年同月と比較すると19.41%増となり31か月連続で増加となった。
求職
9月の新規求職申込み件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,076件で、前年同月と比較すると10.66%減となり、16か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,287人、同12.5%減)は、16か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,058人、同19.1%減)も16か月連続で減少となった。
また、在職者(1,738人、同2.5%減)は、3か月ぶりに減少、無業者(977人、同16.5%減)は、8か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,047人で、前月に比べ0.10%減となり6か月連続で減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,393人で、前年同月と比較すると12.74%減となり33か月連続で減少となった。
有効求人倍率
9月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.89倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は1.01倍となり、前年同月を0.27ポイント上回り、32か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.49倍となり、前年同月を0.15ポイント上回った。
雇用保険
9月の県内の雇用保険受給者実人員は5,190人で、前年同月と比較すると18.65%減となり、8か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
9月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は10,440件で、前年同月と比較すると12.92%減となり、6か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,536件で、前年同月と比較すると9.07%減となり、3か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |